真夜中のフライング・クロス・チョップ

ゾル少佐4号の華麗なる日常

ドラゴン殺法

2017-01-12 02:07:26 | プロレス


我らのヒーロー、プロレスラー藤波辰爾には、数多くの必殺技がある。
それらの技の多くが、藤波のニックネーム「ドラゴン」にちなんで「ドラゴン~~」と呼ばれる。
今回はその「ドラゴン殺法」と言われる技の数々を紹介していこう。



◆ドラゴン・スープレックス



藤波辰爾の代名詞的な技。
フルネルソンの状態からスープレックスで投げるため、相手は受け身が取れない。
余りに危険な技として禁じ手とされていた時期もあった。




◆ドラゴン・ロケット



リング下の相手めがけて頭からダイブする技。
メキシコでいう「トペ・スイシーダ」である。
主にジュニアヘビー級時代の得意技であった。




◆ドラゴン・スクリュー



相手の片足を取り、自ら体を捻って巻き込み、靭帯にダメージを与える技。
ジュニアヘビー級時代から多用していたが、当時は単なるつなぎ技であった。
後年になって、痛め技としての真価を発揮するようになった。




◆ドラゴン・バックブリーカー



抱え上げて相手の腰を自分の膝の上に落とす技。
ベイダー戦での腰の負傷以来、スープレックス系の投げ技を使えなくなってから多用。
ビル・ロビンソンなども得意としたワンハンド・バックブリーカーである。




◆ドラゴン・スリーパー



相手の首と片腕を同時に極める技。
骨法の首落としという技からヒントを得て開発したと言われる。
通常のスリーパー・ホールドからこの技に移行するのが定番。




◆ドラゴン・リングイン



タッグ・マッチでタッチを受けてから、特に意味なくコーナー最上段からリングに入る技。
それまでタッグ・パートナーが優位に試合を進めていても、この技が出た直後は必ず劣勢に陥るというジンクス(?)がある。
それでも果敢にこの技を仕掛けていく藤波は男の中の男である。




◆ドラゴン・ヘアカット



自ら手にしたハサミで自分の前髪を切る危険な技。
その威力は、あらゆる世界の強豪と対峙してきたあのアントニオ猪木をして「待て、待て、待て」と言わしめたほどだ。
この技を出した翌日は、ヘアースタイルがちょっとサッパリする特徴がある。




◆ドラゴン・チェックイン

ドラゴン・ヘアカットを繰り出した“飛龍革命”によって、藤波は「もう猪木と一緒に行動しない」と決意した。
そして単独で宿泊先のホテルをチェックアウトし、そのまま次の巡業先に移動しようとした。
しかし、不運にも台風の影響で乗るはずだった飛行機が欠航となり、やむなく猪木もいる元のホテルに再びチェックインした伝説の技。
一度啖呵を切って飛び出したホテルにおめおめ戻るという、とてつもない勇気を必要とする技である。
藤波がこの技を繰り出したのはこの一度限りなので、残念ながら映像は残っていない。




◆ドラゴン・ストップ



白熱している試合を無理やり止めさせる技。
長州対橋本の解説席にいた藤波が、「これ以上続けさせては危険」という判断で試合をストップ。
レフェリー・ストップでもドクター・ストップでもなく、藤波が止めたので「ドラゴン・ストップ」と呼ばれる。




この技の危険なところは、無理やり試合を止めたら観客が暴動を起こす可能性があることだ。
しかし、マイクを持って「わ〇#◆$こ▼△て@■%ない!」とアピールし、観客に何を言っているのか理解させず、暴動を起こす隙を与えなかった。
このように、大観衆による暴動を阻止するという、他の選手には決して真似できない大技でもある。




◆ドラゴン・カミングアウト



リング上でマイクを持って覆面レスラーの本名を暴露する技。
この技を受けたスーパー・ストロングマシーンは、体に触れられてもいないのに「思わず後ろ受け身を取りそうになった」と後に語った。
完全に相手の戦意を喪失させる、極めて危険な技である。




◆ドラゴン・レコーディング



もはや、説明不要だろう……。
その破壊力はあの“伝説のシンガー”ジャイアンをも凌ぐと言われる、正に最凶最期の必殺技だ。








日本が生んだ天才プロレスラー藤波辰爾、その伝説は数限りない・・・。

これからも元気で頑張って下さい!

日韓合意について

2017-01-11 22:41:43 | 政治・社会
韓国・釜山の日本領事館前に新たな慰安婦像が設置され、それに対し日本政府は大使の一時帰国、スワップ協議中断などの対抗措置を取った。

その一連の騒動から、再び「日韓合意」が議論の的となっている。


忘れもしない2015年12月28日。

私は旅行先の旅館でそのニュースを知った。

念のため、愛人との不倫旅行でなかったことはお断りしておく。

通された部屋で仲居さんからの説明を一通り聞き終え、テレビをつけると程なくして緊急速報が入った。

その後に始まった臨時ニュース番組の現地生中継で、岸田外務大臣がいきなり軍の関与がどうのこうのと喋り出したのだ。


「おいおい!コラコラ!何言ってんだよ、岸田ぁ!」


と、テレビに向かってツッこんだことを記憶している。

ただ、発表された合意内容はすべてを承服できるものでは無論ないが、むしろ韓国政府がよくこの内容で合意したな、という点が気になった。

米国からの圧力があったにしても、である。


まぁ、よくよく考えれば恐らくこんな感じ↓だったのだろうとは容易に想像できる。


『慰安婦像の撤去については「努力する」という内容でなら合意しよう』

『「努力してます」というポーズを見せてさえいれば大丈夫だ』

『日本からは、せいぜい「遺憾」と言ってくるだけだろう』


ところが、今回は日本側が予想した以上の対抗措置を出してきた。

慰安婦像を撤去しなければ通貨スワップ協議は進展しない。

かと言って、撤去したりしたら国内世論の反発は必至。

にっちもさっちもどうにもブルドッグである。


さて、日本にとって大事なのはこの先だ。

ブルドッグ状態の韓国が今後どう出て来るか。

表では狂犬化して更に吠えまくりつつ、裏ではチワワ化して上目遣いでこっちを見て来そうだが、ここで対応を誤ってはいけない。


一年前、私は日韓合意に対する評価を「保留」とした。

現時点でもその考えは変わっていない。

それは、これからの日本政府の対応を見て改めて評価したと思う。


願わくば、狂犬は無論のこと、チワワにも甘い顔など決して見せないで欲しいものだ。


滑舌四天王

2017-01-10 17:20:07 | プロレス
プロレス界には“滑舌四天王”と呼ばれる、非常に滑舌の悪い男たちがいる。


長州力

藤波辰爾

天龍源一郎

前田日明

の4人である。


その内、長州、藤波、天龍の3人は、有吉反省会に出演し、その滑舌の悪さをイジられてた。













有吉反省会に言っとくがな……

調子に乗って、前田を出演させるのだけはやめとけよ。

アキラ兄さんだけは、ほんと洒落にならんからな。



元々人のいい藤波や、年取って随分丸くなった長州、天龍と同じノリで、前田をイジったら………



たぶん死人が出るよ。


最強とは・・・

2017-01-10 12:46:50 | プロレス
『「プロレスこそ最強の格闘技である」という猪木の言葉を信じてたのは、今考えるとアホみたい』

って前に書いたけど、それはプロレスが弱いという意味じゃない。


プロレスラーは強いよ。

でも、いわゆるピンからキリまでいるんだ。


私がたどり着いた結論は、「最強の格闘技」なんてのはこの世に存在しない、ってこと。

「最強の格闘家」なら世界のどこかにいるんだろうけど。


じゃあそれは誰か?って話になると、ヒクソンとかヒョードルとかの名前が上がるだろうけど、実はプロレスラーの誰かなんじゃないか、って気もするんだよね。


まぁひとつだけ確かなことは……


格闘技界で最凶の歌唱力を持つ男はプロレスラーの中にいるよ。


ドラゴン外交

2017-01-09 11:43:51 | 政治・社会
珍しく韓国相手に「当たり前の」対抗措置をした日本政府の対応を記念して一本作りました。