真夜中のフライング・クロス・チョップ

ゾル少佐4号の華麗なる日常

昭和のプロレス入場テーマ曲①

2017-01-14 23:12:08 | プロレス
突然ですが、ここで昭和のプロレス入場テーマ曲を紹介するコーナー的なものを始めます。

但し、猪木とか長州とか天龍とかの誰もが知っているテーマ曲ではなく、隠れた名曲的なものをセレクトしていこうと思います。


今回紹介するのは3曲で、各々のレスラーには特に関連性はありませんが、曲の方に共通点があります。

それは、いずれも松原正樹、今剛という二人の有名ギタリストが携わった曲であるという点です。

などと、わかった風に書いておりますが、実はよく知りません。

音楽方面は余り詳しくないので。

まぁそれはさておき、どれもかなり格好いい曲です。


と、いうわけで始めます。



①小橋健太のテーマ

松原正樹 - Sniper



まずは、AKB48倉持明日香の「小橋の小話」でおなじみ、小橋健太選手のテーマです。



………何か、紹介の仕方がおかしいでしょうか?

ま、気にせずいきましょうか。


「SNIPER」という、小橋の全日本プロレス時代に若手の頃から使用されていた曲です。

これは「隠れた名曲」というほどではないかもしれませんね。

プロレスファンであれば、多くの方が知っていると思います。


曲が確認できる試合映像:ジャンボ鶴田 対 小橋建太





②ザ・バンピート(デイビーボーイ・スミス)のテーマ

今剛 Agatha 《ネ申ギター》


この曲はプロレスファンであっても、知らない方が多いのではないでしょうか。

1983年、ザ・コブラのデビュー戦の対戦相手ザ・バンピートの入場に使われた曲「AGATHA」です。




ザ・バンピートは“謎のマスクマン”という触れ込みで初来日したものの、入場して試合前にマスクを脱いで、
その正体がデイビーボーイ・スミスであると自ら明かしました。




曲が確認できる試合映像:ザ・コブラ対デイビーボーイ・スミス




③石川敬士のテーマ

PARACHUTE - Hercules


この曲が石川敬士のテーマに使われてたことを知ってたら、相当な昭和プロレス通でしょう。

というか、私も最近まで知りませんでした。

石川敬士って中堅どころのレスラーで、試合がテレビに流れる事も余りなかったので……。

画像を検索しても、こういうパンフレットのプロフィール紹介みたいな写真しかないんです。



でも、入場テーマ曲はこんな格好よかったんだなぁ。

残念ながら、曲が確認できる試合映像は見つかりませんでした。


ドラゴン殺法

2017-01-12 02:07:26 | プロレス


我らのヒーロー、プロレスラー藤波辰爾には、数多くの必殺技がある。
それらの技の多くが、藤波のニックネーム「ドラゴン」にちなんで「ドラゴン~~」と呼ばれる。
今回はその「ドラゴン殺法」と言われる技の数々を紹介していこう。



◆ドラゴン・スープレックス



藤波辰爾の代名詞的な技。
フルネルソンの状態からスープレックスで投げるため、相手は受け身が取れない。
余りに危険な技として禁じ手とされていた時期もあった。




◆ドラゴン・ロケット



リング下の相手めがけて頭からダイブする技。
メキシコでいう「トペ・スイシーダ」である。
主にジュニアヘビー級時代の得意技であった。




◆ドラゴン・スクリュー



相手の片足を取り、自ら体を捻って巻き込み、靭帯にダメージを与える技。
ジュニアヘビー級時代から多用していたが、当時は単なるつなぎ技であった。
後年になって、痛め技としての真価を発揮するようになった。




◆ドラゴン・バックブリーカー



抱え上げて相手の腰を自分の膝の上に落とす技。
ベイダー戦での腰の負傷以来、スープレックス系の投げ技を使えなくなってから多用。
ビル・ロビンソンなども得意としたワンハンド・バックブリーカーである。




◆ドラゴン・スリーパー



相手の首と片腕を同時に極める技。
骨法の首落としという技からヒントを得て開発したと言われる。
通常のスリーパー・ホールドからこの技に移行するのが定番。




◆ドラゴン・リングイン



タッグ・マッチでタッチを受けてから、特に意味なくコーナー最上段からリングに入る技。
それまでタッグ・パートナーが優位に試合を進めていても、この技が出た直後は必ず劣勢に陥るというジンクス(?)がある。
それでも果敢にこの技を仕掛けていく藤波は男の中の男である。




◆ドラゴン・ヘアカット



自ら手にしたハサミで自分の前髪を切る危険な技。
その威力は、あらゆる世界の強豪と対峙してきたあのアントニオ猪木をして「待て、待て、待て」と言わしめたほどだ。
この技を出した翌日は、ヘアースタイルがちょっとサッパリする特徴がある。




◆ドラゴン・チェックイン

ドラゴン・ヘアカットを繰り出した“飛龍革命”によって、藤波は「もう猪木と一緒に行動しない」と決意した。
そして単独で宿泊先のホテルをチェックアウトし、そのまま次の巡業先に移動しようとした。
しかし、不運にも台風の影響で乗るはずだった飛行機が欠航となり、やむなく猪木もいる元のホテルに再びチェックインした伝説の技。
一度啖呵を切って飛び出したホテルにおめおめ戻るという、とてつもない勇気を必要とする技である。
藤波がこの技を繰り出したのはこの一度限りなので、残念ながら映像は残っていない。




◆ドラゴン・ストップ



白熱している試合を無理やり止めさせる技。
長州対橋本の解説席にいた藤波が、「これ以上続けさせては危険」という判断で試合をストップ。
レフェリー・ストップでもドクター・ストップでもなく、藤波が止めたので「ドラゴン・ストップ」と呼ばれる。




この技の危険なところは、無理やり試合を止めたら観客が暴動を起こす可能性があることだ。
しかし、マイクを持って「わ〇#◆$こ▼△て@■%ない!」とアピールし、観客に何を言っているのか理解させず、暴動を起こす隙を与えなかった。
このように、大観衆による暴動を阻止するという、他の選手には決して真似できない大技でもある。




◆ドラゴン・カミングアウト



リング上でマイクを持って覆面レスラーの本名を暴露する技。
この技を受けたスーパー・ストロングマシーンは、体に触れられてもいないのに「思わず後ろ受け身を取りそうになった」と後に語った。
完全に相手の戦意を喪失させる、極めて危険な技である。




◆ドラゴン・レコーディング



もはや、説明不要だろう……。
その破壊力はあの“伝説のシンガー”ジャイアンをも凌ぐと言われる、正に最凶最期の必殺技だ。








日本が生んだ天才プロレスラー藤波辰爾、その伝説は数限りない・・・。

これからも元気で頑張って下さい!

滑舌四天王

2017-01-10 17:20:07 | プロレス
プロレス界には“滑舌四天王”と呼ばれる、非常に滑舌の悪い男たちがいる。


長州力

藤波辰爾

天龍源一郎

前田日明

の4人である。


その内、長州、藤波、天龍の3人は、有吉反省会に出演し、その滑舌の悪さをイジられてた。













有吉反省会に言っとくがな……

調子に乗って、前田を出演させるのだけはやめとけよ。

アキラ兄さんだけは、ほんと洒落にならんからな。



元々人のいい藤波や、年取って随分丸くなった長州、天龍と同じノリで、前田をイジったら………



たぶん死人が出るよ。


最強とは・・・

2017-01-10 12:46:50 | プロレス
『「プロレスこそ最強の格闘技である」という猪木の言葉を信じてたのは、今考えるとアホみたい』

って前に書いたけど、それはプロレスが弱いという意味じゃない。


プロレスラーは強いよ。

でも、いわゆるピンからキリまでいるんだ。


私がたどり着いた結論は、「最強の格闘技」なんてのはこの世に存在しない、ってこと。

「最強の格闘家」なら世界のどこかにいるんだろうけど。


じゃあそれは誰か?って話になると、ヒクソンとかヒョードルとかの名前が上がるだろうけど、実はプロレスラーの誰かなんじゃないか、って気もするんだよね。


まぁひとつだけ確かなことは……


格闘技界で最凶の歌唱力を持つ男はプロレスラーの中にいるよ。


懺悔

2017-01-08 18:10:02 | プロレス
「プロレスこそが最強の格闘技である」

アントニオ猪木が言ったこの言葉を信じていた。

今考えるとアホだと思うが、中学生の頃までは本気で信じてた。


だから、友達たちが野球やサッカーをする中、ひとり黙々とプッシュアップやヒンズースクワットで体を鍛えつつ、日々プロレス技の練習に明け暮れていた。

そして、学校に行けば友達をつかまえてはプロレスごっこの名の下に、練習の成果を試したものである。


今、あの頃の同級生たちに申し訳なかったという気持ちでいっぱいだ。


ブルドッキング・ヘッドロック三連発を食らわせた清水くん。

ごめんな。痛かったろ。


アームロックで締め上げたケンジくん。

すまなかった。許してほしい。


ローリング・ソバットで後頭部をモロに蹴ってしまった上野くん。

悪かった。もうしません。


バック・ドロップで失神させてしまった村山くん。

マジですまん。あれは洒落にならなかったな。


その他、あの頃に迷惑をかけた皆さん。

本当に申し訳ありませんでした。



みんな猪木が悪いんです。