人間の体は、骨格、各種筋肉、神経系、循環器系、消化器系、代謝系、と、
更には、各、臓器に至るまで、様々に記憶が重なり合って、一つの体を形成している。
その上で、脳神経が、人体の全体を管理しているのだが、脳内は、脳幹、
大脳の前頭皮質や側頭葉小脳と各部に別れ、それらを総合して個人の思考が形成されている。
それだけで無く、心臓や、消化器官などに、記憶の一部が刻まれている事が知られている。
様々に折り重なれた、個々の記憶が奇跡の結合で、個人全体が出来ている。
それらを、AIが安易に模倣しても、写真のように薄っぺら模倣に過ぎない。
平坦なプログラムで作られたAIが、人を超える能力を手にしても、人の持つ奇跡には及ばない。
シンギュラリティは人を超えると謳われているが、本当な意味で人を超える事など出来ない話で、
それなのに、人を超えた神だとか、祭り上げて、ゼンマイに人を支配させ管理までさせようとしている。
多分、AIを作り出して社会を牛耳る事で、それで得られる利益が絡んでいるのだろうが、
シンギュラリティは、ただの幻想でしかないと言えるだろう、後に人類を滅ぼすであろう、
そんなブリキを作り出す事に取り組んでいる姿は、正に刃物を持って遊ぶ子供に見えて来る。
その危険に、人類が気付くのは何時になるのだろうか・・・
2024年3月14日
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