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モラモラ会社員がムラムラしながらお届けするヌルヌルアーカイブ。

「ブルークラッシュ」でゴーイングマイウェイXserve

2004-09-12 | シネシネアーカイブ
サーフィン映画「BLUE CRUSH」を、マイ☆スーパーホームシアターにて鑑賞。ハワイ、オアフ島ノースショア――。オアフ島といえば、相撲で行司があの何ともいえないイントネーションで宣(のたま)う台詞、「ハワイ、オアフ島出身、○○部屋」が頭をかすめるばかりではない。いま、眼前の80インチと7.1チャンネルサラウンドから迫りくるのは、紛れもない――CGその他も一切なしの――パイプ・ラインのビッグウェーブなんだ。

この映画を観ると、サーフィンをやりたくなる――っていうけど、ご多分に漏れず俺もやりたくなった。ビッグウェーブじゃなくてマイクロウェーブとかでもいいから、ライディングしてみたい……あ、マイクロウェーブっつったら電子レンジの電磁波のことじゃん。ライディングどころか、ライデイン状態になっちまうぜ。でも、そもそも土台からして無理な話なんだろうな、俺に……サーフィンなんて。だって、危なそうじゃない?

主人公が3年前にパイプラインのサンゴ礁にドタマをぶつける――という描写があるんだけど、これが痛そうなことこの上ない。痛いのキライ。痛いのコワイ。それに、このブログを読んでいるひとは、サーフィンをやってる俺なんぞ誰も期待していないだろう。期待されていないことは、やらないに限る。

しかし……もしも仮に、俺の趣味がサーフィンだったとしたら……きっと、ブログの更新なんか二の次にしてハマってしまっているに違いない。そう、新しい――青く広大な世界が無限に広がって俺の魂を開放し、すべての世迷い言をデリートし、貧弱な男の見本な自分とおさらばし、お目当てのあの子をついにゲットし、キライなアイツは事故ってクラッシュバンディク……したりするに違いない。

閑話休題。

来週のジャンプ(近所の薬屋で土曜に出るのを弟がたまに買ってくる)の巻末読み切り「ゴーイングマイウェイ進」が面白かった。悪者にさらわれた愛しのあの子を救ってかつ“告る”ため、友だちのミソゴリラと――14142(ひとよひとよに)――瞳五郎、落ち武者と落ち武者2、釈迦とオバケ……などなどと協力するという、最高最低のバカバカしさ。そして……ミソゴリラは魂をすいとられて別次元の存在となり、瞳五郎はサイボーグ化し、落ち武者はタイムスリップし、釈迦は特に何もせず、オバケはお月様になる……最高じゃない? 読み切りって一期一会だし、切り抜いて保存しとこうかな……くらいまで思ってしまった。

というわけで、「ブルークラッシュ」のように「ゴーイングマイウェイ」な人生を歩みたいものです(←どんなオチだよ)。