誰もいないだろうな~と、思いながらハーバーへ
すでに風はけっこう強い
桟橋に下りるスロープの板(タラップ、ギャングウェイ、渡り板)が遠目からも結構な角度
スロープがはしご状になっている
大潮の干潮時には急になるがここまでは初めて見た
下りるのも大変そうと手前10mで写真を撮る
(この時点では本当に潮が引いて急になっていると思っていた)
意を決し先に進むと
あれ~~
落ちてる、降りれない
(実は先週も落ちた)
これは無理なので鉄製の桟橋で奥に進む
(干潮時は最後にパイルに付いたにはしごで下りなければならない)
かなり風が強い桟橋がヒールする
風でヒールはしないと思うが実は桟橋に舫いが繋がっており
船が風で押される、そして反対側からは船が押し付け桟橋を持ち上げる
さすがに誰もいない
船が風で押され桟橋から離れてしまっているので乗船できない
舫いを引くが乗り込もうとすると船が離れる
まるでコント状態なので手ぶらで一気に飛び乗り
船から舫いを引き固定する
警察の船がそこまで来てうろうろしてる
関係は分からないが空にはヘリもホバリング
風は20kts
出るつもりはないがお隣さんがいないのでバースが広い
強風下での入出港を試す
バウの舫いを切った途端経験したことのない速度でバウが落とされる
想定済みなので驚きはしないがさてどうしたもんだろう
とりあえずスターンも切り
アスターンを入れる
船は桟橋に直角になる( ;∀;)
アスターンを入れプロップでポートへ振るバウが落とされるのでスタボに振れない
舵を切りアヘッドでバウを強引にスタボへ回す
なんだ、ちゃんと舵は効くジャン
と言っても前に水はなく一度下げるがもたもたするとまた落とされるので
3000回転ぐらいで一気にプロップを利用し下げると同時に中立
間髪入れずにアヘッド舵をきる
バウが出口を向いたのでそのまま一度出してクラブの桟橋迄下げる
バウから30度の角度で桟橋に進入、舵を切りスターンを寄せ
スターンのワンラインをウイィンチに掛け、ギアをアヘッドへ入れる
ワンラインで繋がっているのでバウは桟橋に寄るはず
はず、筈なのだが風が強く寄らない、離れもしないので一応は効いている
ボートフックでバウの舫いを拾い固定
(以前、このやり方で止めたらワンラインを止めている桟橋の板ごと外れて船が進んでしまいました(^◇^)ゞ 丈夫なところへ丈夫なロープで取りましょうね)
周りがいないので余裕で気持ち的には操船できましたが
人がやるのをビールでも飲みながら見ていたい気分ですね
(その後実現しましたが)
一人でやりたくはないですね
そんな訳でビールを飲みながら軽いメンテを始めました
先週交換したサイドステーのテンション再調整(新しいと伸びるので)
ティラーエクステンションに細めの細引き(太めのタコ糸)を巻きました
ただのアルミの棒タイプなのでウエザーヘルムの時、舵を引く時に
滑りやすいので握力が必要でした
多少の滑り止め効果を狙い糸巻をしました
コストは30円くらいですので
下地には厚手の両面テープを張ってあります
巻く時にも楽だし、あとでずれ難くひもが滑ったりもしません
心持ち太くもなりますし
後は柿渋でも塗れば完全なのでしょうが
しかし風はますます強く、時々船が傾きます
コックピットに於いたビールが滑り落ちるくらいです
桟橋固定のフェンダーの貝落としや
ロープ端のテーピングをし直したり
ショックコードを交換したり
(気持ち悪いのが沢山いました)
ライフラインのクッションを交換してみたり
トローリング仕掛けを作り直したり(ラビットに6号のタコベイト)
ラジオを聴きながらランチタイム
ちょこっといじっては「おかわり」
そんなこんなで
昼寝もしないでグビグビしながらダラダラと
南風が気持ちいい季節ですね
そんな中、出て行った船もありましたが(これが大変そうでした)
すぐに戻ってきました
釣り船も出て行ったようですが5分ほどで戻ってきました
帰りは満潮だったので、桟橋から一気に鉄の桟橋に上がりましたが
タラップは修復済みでした