本格的に暑くなる前に、ちょこっとロングでもと思っていたのですが
連休前から天気図とにらめっこ
寒気が....豪雨の気配
台風は大丈夫の様...うねりくらいは許す
高気圧が...風が無さそう
直前の天気予報、予想通り不安定
うねりがあって風がなく、天気が崩れそうと
ヨットにはとても相応しくなさそう
仕方がないから別の遊びで...
横浜は土日と花火がある
夕立、覚悟で観覧
流石に日曜は、もろに危なさそう
*この判断は正しく、大雨、雷と自然のスターマインを自宅で鑑賞できました
打ち上げ場所が決まっていな花火はどこから上がる(おちる)が判りませんが
このくらいの頻度ならばどこ見てもピカピカです
空一面が真っ白に明るくなります
時々、猫バスが通るのか、突風が吹いてきて雨粒を叩き付けます
と。云う訳で散々の連休でしたが
最終日は海の日なので行かないわけにはいかず(?)
天気も、大丈夫との予報をみて出かけました
いつも通り、調達をしてハーバーへ
向うの桟橋(Sekさん)にカタマランが横付け体制
何やら大勢いるので、任せて船に
心なし、桟橋が曲がっている気がしないでも
(あきらかに揺れで桟橋が動いている)
出航準備!
流石に気温が高く、エンジンはセル1秒で快調に始動
海水が茶色い
大雨が続いたからで、海が汚れているのではないと、信じる
端っこの桟橋に最新式のストームセールを付けた船が
これが欧米で広まりだした荒天用のセールシステム
フォアセールもメインも60kts位の風なら問題が無いようだ
このように係留中も(停泊中も)セールを下ろす必要がない
とても優れたセールで価格も安いのだが、一つだけ欠点がある
「全く帆走らない」ということだ(^^;)
*ただのネットです(イルミネーション用)
と、気を取り直して(^^)/
船を進める
本牧のふ頭に綺麗なタイルの様な壁が
さて何でしょう?
少し引くと、何かに乗っている様
もう少し引くと
スタボからコンテナを積み込み、ポート側ではバンカリング中でした
港外にでると、砂山が運ばれていきました
「がんばる曳船」
風が全くないと思っていたのですが
多少はあるので(当たり前ですが)
セールアップ&エンジンカット
対水メーター(速度)が動かないので(貝がついてると思われるので次回)
VHF直結のGPSにて対地速度の確認
驚いたことに4.6ktを表示(潮もあると思いますが)
あきらかに、白波立てて船は進んでいます
流石にアビームでは風が感じられない(船は進むが)ので上らせる(沖出し)
またもや、ここが平らになるくらいのヒールなのでテーブル代わりに
遠くにひ曳かれたクレーン台船
こちらは別だけど同じよう状態
前から小さなコンテナ船(コンテナ50個ほど搭載)
(この後、本牧沖で錨泊していました)
この日は、この曳船(底曳き)も多いです
あっちこっちにいるのでこれには注意!
時々、こんなのも来ます(浦賀南下中)
*沖出しいしているので、すぐそこでした('ω')
前を見てないと事故にもなりかねません
向うが避けてくれますが
ギリギリまで避けないのもいます(微風の帆走時)
こちらは南本牧前で浚渫作業?
可愛い色の底曳き
その傍には、たくさんの待機中の輩
またクレーンが来た 普段の平日と変わらない月曜日の祭日
根岸湾からまっすぐこっちを目指してくる、青い船
(この写真は、少し変針が確認できたので撮影できました)
どっちに行くのかわからないので、維持艇と化してました
スターン50mほどを通り過ぎました
変わった船、前が開くRO-RO船?
貨物列車みたくダンパーのようなものが付いてます
と、ここで風がなくなる
速度は対地0.8kt
おそらく、潮に漂っているだけ
アンヒールさせて(一人じゃ大した影響はないが)メインを落ち着かせ
ランチタイムに(ヒーブツーするまでもなく船は進んでいない)
あっ、これはさっきから摘まんでたやつ(冷凍ものではない)
こっち
299円(本体)のカツ丼 *そこから会員カード割引もある
風はこの後上がる予報だが西側の空が怪しい
Uターンして北へ流す
益々、風を感じない追手
沖出ししながら帆走らせる
2ktsほどを維持させのんびりと
その後3ktsくらいまで出るが、暑い
アビームで沖に向かってそのまま岸に戻す
全然、進まない(^◇^)ゞ
往復1NMは帆走っても100mも進んでいない
*仕方がないので追手にして船を進める
こんな微風時は、錨泊中の本船に近づいてはいけない
ブランケに捕まり、抜け出せなくなる
あっ、捕まった( ;∀;)
3分ほど足掻くが、5mほどしか進まない
セールがバタつきもしない
仕方なく、エンジン始動、ジブを巻き脱出
実は、シンボルタワーはすぐそこでした
そのままメインもおろし港内に
前方に怪しい雲、明らかに怪しい
北側(下)はそんなでもないが西は怪しい(上)
橋をくぐると急に風が吹いてくる
(橋の下はいつでも良い風で涼しい場所です)
冷たい風が5mほどで
「来る」と感じ回転を上げる
お~ 6ktsも出る(全開では無い)6.2ktsほどで急いで戻る
ふと奥を見ると
あれっ、こんなの有ったっけ?
コンテナを運ぶものらしい、「高足ムカデ」と呼んでおこう
益々怪しい、風も強くなっている
引き返してセーリングも一瞬考えるが
パトカーがかつ飛んでBふ頭奥へ
すぐに戻ってきてDふ頭の中に....
無事ドッキング
舫いを拾い、固め終わると
ポツリ。ポツリと
そして、10秒ほどで「ざ~っ」と激しくなり
1分ほどでまた小雨に、
エンジン音が聞こえる
奥のMが返ってきた
雨が再び強くなる
間一髪!
Mは大勢乗っているので(何故か一人は桟橋にいる)お任せして
キャビンで雨宿り
プシュ!
暑い、扇風機を取り出してON
無いより増し程度だが風は来る。夜には良いかも
けっこう振ってました
Mの皆さんも、仮止め状態でキャビンの中に避難
少し小雨になりコックピットに出て涼みながらもう1本
また降ってきて中に戻る(-.-)
やがて雨も上がり、船を後にしました
めでたしめでたし(^^)/