Gomachan の後悔・・・航海日誌(?)

我ながら良く続いています
内容はともかく・・・
SINCE May-2005
続いているとは言えないですね

春の嵐の筈が・・・・

2012-03-25 20:01:32 | クルージング

天気予報と天気図では低気圧に伴う前線の影響で荒れる筈だった
土曜日、いつまでたっても有れそうもない
午後から雨が降り出したが、レーダーを見ると、幅数キロの雨雲の帯が
列島に平行に東へ移動、この間だけが雨の様

データー通りに2時間弱で雨は上がり青空が顔を出すことには夕暮れが・・・(^^ゞ


そんな翌日、日曜日、予報では強風と高波の警報が出るほどの大荒れの予想
天気は良さそうなので、出られない事を覚悟で船に出かける

ところが、ハーバーに着くと微風状態、港内を見渡しても静かなもの
データを見ると大島では40kt、三浦の方でも30ktを超えているらしい
(昨日も同様)
風は西の予報だったが、どう見ても東の風
ハーバーに停泊中のマストトップの風見は皆、ESEを向いているし
船も桟橋に押し付けられている(と、言うほどでもないが・・・)

隣にはYさんが、キャビン内で作業中
LEDの照明を取り付け半田付け作業を行っている
(何か、ヒューズを飛ばしたようだが内緒にしておこう)

ハッチ解放を行ない、風を入れる(先週と同じだがさわやかな空気)
で、Yさんが出ると言うのでそちらに・・・
前回に続き、セーリングのトレーニングを行う事とする
エンジン関係と、燃料を確認

シングル想定で私は黙って座っている
(スターンの舫いを外しているのでこれは手伝う・・・(Yさんは桟橋))
と、既にバウは切られており、風に押されバウは桟橋から60度ほど開いている
更に、ワンラインがウィンチに掛かっており
コックピットの私が、これを外し、アスターンを入れ船を桟橋に近づけYさん乗船
、そのまま出航した方が良い体勢なので、静かに船を出す

タイクーン前で、改めて確認すると、
・ブーム(グースネック部)のカバーが掛かったまま
・メインシート(テークルごと)が付いていない
・外したオーニングがデッキに固定されていない
を、指摘し対応したところで舵を渡す
(私はオーパイ・・・・(^◇^)ゞ)

港内に出ても波は無い、小さなうねりが来るが問題なし
風も弱いが予想に反して冷たい風、思わず1枚着込む

ここらでは見慣れた風景の艀を曳いている

 

大きなラダー(ティラーは無人)

信号は「I」が点灯、大きな船が入ってきそうだがまだ見えない
タグがスタンバイをしている

外堤を越し、シンボルタワー前でセールアップ
角度を決めてもらい、舵を受け取る(私はオーパイ)
続いてジブも展開、エンジン停止(これはオーパイの仕事ではないが・・・)

東寄りの風を受けて船は滑り出す
波も無く、陽も差して良い気持ちで「プシュ~」となっ

遠くには雪帽子の富士山も
空は青空だったけど雲が出てきた
北の方は夏の様な雲がむくむくと


南の方は怪しい黒い雲、雨も降っている様にカーテンが見える
西は問題ないが薄曇り?、あまり視程は良くなさそう(と、言う事は風が吹かない?)
波は殆どないが北から小さな波が良い具合に船を揺らしてくれる

(帰港後聞いたら南本牧から根岸沖まで行った船は降られたそうです。。。普段の行いが良い私は降られませんでした)


と、言っていると風が落ちてきた
恐らく5m前後、振れは無く安定した風

南本牧手前の練習海域(勝手に)でまずは(ぎこちない)「サークリング」をして見せる
角度に合わせたセールの出し入れ
タックとジャイブのタイミング


(航跡での最初のサークルが私です(GPSの更新タイミングで実際以上にいびつに見えてます(言い訳))
ジャイブの注意と他船の警戒を伝えて舵を渡す

最初はぎこちなかったけど徐々に慣れ、連続で行うと頭がごちゃごちゃになる様で
手が止まる
しかしこれも慣れで体が覚えれば暗闇でも行えると言い聞かせ(-。-)y-゜゜゜
暫くいろいろとポイントオブセールを実施
8の字も成功


私はドジャーの陰で「プシュ―」「ゴクゴク」と・・・(だってマニュアル操船時のオーパイだもの)
ついでにランチのおにぎりもパクつく(時刻は13時)
食べ終わったのを見て、オーパイセット(私のヘルムス)でランチ
突然良い風になり、船が帆走りだす
海釣り公園前までのぼりタック、(ランチ中なのでメインを逃がしてヒールを抑えてましたので50度ほどの角度)

こちらの船もジブシートを交換したのですが、ジャムクリートとの相性が合わず
ずるずると滑る
(自艇はクラムクリートが摩耗で滑りジブシートが滑る)
基本的にショートハンドではウィンチハンドルを使わないので
(急ぎ旅ではないので風を抜いてシートを引く(^◇^)ゞ)
傍のカムクリートに挟んでおく・・・(*^^)v


良い風が吹き(8mほど・・・・計ってみても8mほどでした)船は6ktほど(これは感です)
いい感じで久々の、タックらしいタックをこなし
ジャイブらしいジャイブをこなすが


風はさらに上がりヒールは30度ほどとなりウェザーヘルムがきつくなりエクステンションでは力が入らない
胸までティラーを引き寄せる、久々の手ごたえ
それでもブローに合わせメインを出し、楽しむことができる
すぐに入口(港の)に着いてしまったのでもう一度タックで沖だし
つまり風は北にシフトしている
航路ぎりぎりでタックし、アビームで狙おうとしたら
また風が変わり上りに
完全なオーバ―セールのバーゲン状態であるがヒールを楽しむ


それもつかの間、すぐにシンボルタワー前に・・・
ジブ(ジェノア)をリーフしようとYさんに伝える
少し落としてジブは巻けるがさらに上がってくる風を予想し
(Yさんの着岸の課題が残っているので)早めに上がることに

セールダウンは港内に入ってからとし
無事にセールを下す(私はオーパイ)
これから出て行く(帰る)ヨット、2隻とすれ違う
手を振る(1隻は葉山との記載が・・・「これから帰る訳じゃないよな~」と話しながら
穏やかな港内を進む

ハーバ付近の船溜まりに戻ると風も波もまったく感じない

さすがに船溜まり・・・

と、ここで、見かけない船を見るける

一見、最新式のコックピット

乗っているのは

よくわからないので、もう少し引くと

ははっ、バージ(艀)の操船席です(?)

 

どう見てもバージ(私は「はしけ(艀)」と、呼ぶ方が好きだが)

最新式のコックピットが備わっている

最初の方の写真にあったように大きな舵を1対1で操る艀とは大分違う

まず、ウィンドスクリーンが有る、よく見るとワイパーも付いている

スクリーンは直線ではない湾曲した美しいライン

しかも、シート(座席)が有る

写真で見るとこの艀の向こうに視えるかもしれないが

思わずUターンをして確認

最新式のバージだ

恐らく数百馬力のエンジンを積み、最新式の航海計器を装備しているものと思われる

久々だが、例の組織の(blogの初期にはよく出てきた謎の組織)ものかもしれない

我々の活動に気づかれたか・・・・

(しかし、艀とは何でも詰めますね)

鳥も飛びます

 

と、気づかれないうちにやり過ごし

ドッキングの課題を・・・・

ハハ、ここでアクシデント

アプローチはアスターンで問題なかったが

ボートフックでもやいを拾い、何故かボートフックごと「レッコ」

意味不明だがテンパっている内心は理解できる

船は桟橋近いので、私は桟橋に降りる

Yさんは気づかずにリカバリー

そっと桟橋からボートフックを渡す(もやいは渡さない)

で、もやいを拾い、無事ドッキング

ここで終わらないのが私式で

で、もう一回、と、もやいを切りやり直し

離れたり、近づいたり、また離れたりと・・・・

ムアリングポールの使い方を伝え、風に落とされるバウからの固定を指示

今度はうまくいく

更に、ミジップのラインを用意しココから固めると楽なことををアドバイス

で、無事完了

その後はお湯割りタイむとなり

いい気持ちで帰途につきました

 

 今日の軌跡

 

今日に風と天気図

 

 


 

 

 

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