シンガポール、チャンギ空港から国境越えのバスに乗りマレーシア、ジョホールバルを目指します。
国境越えの順番は
①バスを降りてシンガポール出国審査
②バスに乗り込み国境越え
③バスを降りてマレーシア入国審査
④バスに乗り込みジョホールバルへ
バスの乗降を4回繰り返す必要があります。
結果から言うと最終的にジョホールバルまでのたどり着けた乗客は半分くらいでした。
私はチャンギ空港でバスを待っている時にマレーシア人のおじさんに話しかけられました。
私の理解力だと
「二人で行動しよう」
「一人が遅れたら運転手に伝えよう」
的な…どゆいみ??
国境が近づくとおじさんは
「今日は空いてるぞ。ラッキーだ」
「荷物は全て持っていけ。さもないと道に荷物が置いていかれるぞ」
とジェスチャーで教えてくれました。
言われるがままに①の出国審査のためにバスを下りると…
みんな走り出します!!
エレベーターなんて待たずにスーツケースを抱えて階段をダッシュする人もいます。
とりあえず、おじさんと共に走りレーンに並びます。
無事出国審査を終えるとまた走ります。
階段の上から見ると同じ様なバスがたくさん並んでいます。
私達を乗せてきたバスは降車した場所ではなく、移動して乗車専用場所で待機していたのでした。
おじさんがバスの運転手を見つけてくれたおかげで、また同じバスに乗車することができました。
周りを見渡すと乗客数人がまだきていませんが、5分くらいするとバスは国境に向かい出発します。②国境越えです。
現在、徒歩での国境越えはできません。乗車に間に合わなかった人達はどうしたのでしょうか😥
程なく③マレーシア入国審査のため、バスを降車します。
先ほど手順は学んだので、またおじさんと走り出します。
ところがおじさんはマレーシア人なので自国のレーンへ。
私は外国人のレーンへ。
私は今おじさんに見放されたらバスさえ見つけられない!!
と不安いっぱいで入国審査を済ませると…
なんと、おじさん待っていてくれました😭
入国審査は出国審査より時間がかかります。
おじさんと共に階段の上からバスを探すと下界はカオスでした…
自分の乗ってきたバスを探して叫ぶ人。
乗り遅れたのか違うバスに乗せてくれと現金で交渉する人。
連れが来ないから出発しないでくれと運転手に頼む人。
バスから投げ捨てられたらスーツケース。
スーツケースは置いていってあげる方がたぶん親切です。このままバスと共に行ってしまったらバス会社まで取りに行かなければならないから。
こうして④最後の乗車をし、周りを見渡すと乗客は最初の半分程になっていました。
ジョホールバルに到着すると、おじさんはクアラルンプール行きのバス乗り場に案内してくれました。
急いでお水を買って汗だくのおじさんに渡すとおじさんは神々しく去っていきました。
どっと疲れましたが、実はこの国境越えを今度は逆からすることになります。
そして次回の国境越えは、見事にバスを乗り過ごしカオスに飲み込まれていくのでした…