4月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1096
ナイス数:387
などらきの首 (角川ホラー文庫)の感想
2019年19冊目、澤村伊智さんは3冊目。普段は読まないホラーですが、ぼぎわんが来るからネーミングが気になり、ずうのめに続き本作も手に取ってみました。今回は比嘉姉妹も登場も外伝的な短編集となっている。ミステリー的に解決したかと思えば落とされるという中々凝った作品もあり、怖いし後味悪いけどなんか読んじゃう作家さんです。
読了日:04月24日 著者:澤村伊智
猫と庄造と二人のおんな (新潮文庫)の感想
2019年18冊目、恥ずかしながら谷崎潤一郎は教科書など以外では初読み、借り本。猫を偏愛する庄造は前妻に新妻との間柄を上手く突かれ、まんまと愛猫を奪われる。この話の中での序列はタイトルのとおり。猫好きな方にはより気持ちがよくわかるのかな?作中に奇遇にもノートルダムの描写がありました。
読了日:04月16日 著者:谷崎 潤一郎
あなたもスマホに殺される (角川文庫)の感想
2019年17冊目、志駕さんの本は4冊目、スマホを題していますが、前のとは別の作品。こちらもスマホの恐ろしさが主題か。主人公?中学校教師鈴木は「自殺相談室」というSNSの招待を受け、それに知らず知らずのうちに巻き込まれていく。友人が怪しいかなとは思いましたが、最後の一行でかなりビックリでした。
読了日:04月13日 著者:志駕 晃
ひょうたん (光文社時代小説文庫)の感想
2019年16冊目、宇江佐真理さんは多分初読み、借り本。江戸の下町、本所を舞台に古道具屋を営む音吉、お鈴の夫婦にまつわる6編からなる人情もの連作短編。感動するものから泣ける話まで、たまには時代ものも良いですな。表題のひょうたんが一番良かったかな。
読了日:04月05日 著者:宇江佐 真理
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