福津市新設小学校基本設計ワークショップのチラシを入手しました。(チラシを次頁に添付します。)このチラシの(内容)を見て、呆れました。『新設小学校は各地域をつなぐ新たなコミュニティの場を目指し、市民の皆さまや先生たちのアイデアや想いを反映させるため、ワークショップを開催します。』とあります。新設小学校の設置は、コミュニティの場を創るためにあるでは、ありません。当たり前ですが、新設小学校の設置は、未来を創る学童・生徒が学習するための場を造るためにあるのです。主人公はそこで学ぶ学童・生徒です。この優先順位を間違うと、とんでもないことになります。
市議会で、さんざん住民説明会を開催するよう、教育委員会に要請があったため、教育委員会が重い腰を上げて、開催するアリバイ作りのワークショップです。何故ならば、次のような根拠があります。
1.新設校の基本設計に関するワークショップを開催するのであれば、今回の新設校の計画当初に行うべきものでしょう。全く後先が逆になっています。災害に対して危険な建設予定地や狭い敷地面積等が決定した後では、極めて限定的で低調な議論にしかならないことは、充分に想像ができます。
2.募集人員が僅か10名程度と少なく、教育委員会の説明も反対者を排除して行い
最初から多様な意見を聞くつもりが、ありません。また、全3回を予定し、全回参加ができる暇な人に限定しています。
3.小学校や地域住民の災害時の避難場所と考えると、最も優先すべきは、自然災害に対して安全・安心な場所であることです。宮司2~3区は福津市内でも災害に対して最も脆弱で危険な場所です。今まで住宅地とならなかったことでも、お判りになると思います。
福津市教育委員会は、学童や住民の安全・安心に対して無責任、且つ行き当たりばったりの行政で、その結果、公費の無駄遣いが多い組織です。問題意識を持った住民は、どなたでも参加できるよう制限を撤廃すべきではないでしょうか?
あなたの子供や孫たちを守るため、福津市教育委員会の住民の安全・安心を無視した行政をストップするため、立ち上がるときではないでしょうか?手遅れにならない前に・・・。