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福津市のごみ収集はおかしくない?

【学校問題】福津市の防災重点ため池について (No.179)

  2023年7月4日のNHK TV ニュースで防災重点ため池について報道されましたので、ご存知の方もあるかと思います。5年前の西日本豪雨では、広島県・大阪府・福岡県・愛知県など2府4県の32箇所で「ため池」が決壊し、死者を含む人的被害が発生しています。「ため池」は全国で54,000箇所以上あり、福岡県は広島県・兵庫県・岡山県に次いで4番目に「ため池」が多い県です。福津市内では福岡県に登録されている「ため池」は133箇所あり、防災重点ため池に指定された池は16箇所もあります。
 「ため池」の多くは農業用の水の貯水池として、江戸時代に造られています。しかしメンテナンスもされていない池もあり、全国で毎年決壊事故を起こしています。そこで農水省は要件を満たす「ため池」を防災重点ため池と選定し、自治体に「ため池」のメンテナンス費用を補助しています。
 防災重点ため池は、決壊した場合の浸水区域に家屋や公共施設等が存在し、人的被害を与える恐れのあるため池とし具体的選定基準は次のようなものです。
①ため池から100m未満の浸水区域内に家屋、公共施設等(以下「家屋等」 )があるもの。
②ため池から100~500mの浸水区域内に家屋等があり、かつ貯水量が1000㎥以上のもの。
③ため池から500m以上の浸水区域内に家屋等がり、かつ貯水量が5000㎥以上のもの。
④上記以外で、ため池の規模、構造、地形条件、家屋等の位置関係、維持管理の状況、上流域の地域指定の状況、崩壊地質及び地形等から、県又は市町村が特に必要と認めるもの。
 福津市の防災重点ため池の一つに「禊池」(宮司340-1)があります。インターネットで福津市防災重点ため池ハザードマップ(禊池)を検索して観て下さい。このハザードマップによりますと、福津市が小学校の新設地として挙げています宮司2~3区には、地震等で禊池の堤が決壊すると僅か10数分後には土石流が押し寄せます。突然決壊しますので、学童が逃げる暇もありません。よりにもよって、福津市は何故市内で最も危険な場所に小学校を建てる計画を強引に進めるのでしょうか?将来に禍根を残す計画を「令和9年の開校に間に合わない」と理由にならない理由を言って、住民不在のまま、進めている原崎市長及び教育委員会の責任は大変大きいのです。


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