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福津市のごみ収集はおかしくない?

宮司2区~3区に小学校を新設する計画に反対します。 (No.143)

 令和4年11月22日(火曜日)から福津市議会 12月定例会が開催されます。この時に福津市教育委員会から「宮司2区~3区に小学校を新設する」議案が提出される模様です。私達は、安全面と財政面の理由により、福間海岸からわずか600mしか離れていない宮司2区~3区に小学校を新設する計画に反対いたします。
1.安全面:
 文科省は、小学校施設整備指針の第2章施設計画、第1節校地環境で、「安全な学校」を次のように定めています。
1)地震、洪水、高潮、津波、雪崩、がけ崩れ、陥没、泥流の自然災害に対して安全であることが重要です。
2)建物、屋外運動施設等を安全に設置できる地質及び地盤が重要です。
 一方、福津市教育委員会と原崎市長が合意した小学校新設候補地の宮司2区~3区の自然環境はどうかと調べてみますと。
①福岡県が令和4年5月に指定した「洪水・浸水想定区域である手光今川水系」の中に位置し、近年頻発している大雨の時は洪水・浸水被害の恐れがある地域です。
②福津市と宗像市の境にある西山断層が動くとマグニチュード8.2程度の地震が発生する可能性があります。この地震発生後2分以内に福間海岸に4.2mを超す津波が到達することが予想されています。宮司2区~3区は平成24年に福岡県が指定した津波警戒地域にあって、津波が建物に衝突してせり上がる波の高さは8.6mに達する恐れがあります。また、台風による高潮被害も想定されています。
3)学校は災害時に周辺住民の避難所としての役割があります。しかし学校敷地だけを嵩上げしても、低地で湿地の軟弱な周辺部が浸水すれば、その役割は果たせません。
2.財政面:
 福津市教育委員会と原崎市長は、この地域における小学校新設工事費を約42億円と試算していますが、この予算には学校用地取得費、3m以上の嵩上げ費、通学路整備費、備品費等が含まれていません。過去このような工事では、常に多額の追加費用を要していることを考えれば、大幅な予算超過は免れません。
【結論】学童の安全と市の財政を考えて、多くの市議会議員が、この議案に反対してくれることを期待します。私達は「市が所有する中央公民館敷地」が小学校新設用地として適していると考えています。
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