このような記事が出ました
これは全日本大学バスケットボール連盟のことを書いたものです。
しかしことはそれほど単純なものなんだろうか?という感じもあります。
まずは全日本というからには各地域のリーグ戦は所管していないのでしょう。学生バスケットボールの中心は各地域で行われるリーグ戦で、どっちかというとそちらが大変なんじゃないかというかんじがあります。
おそらくはインカレを実施する実行委員会というのが現実ではないでしょうか。
ということでこちらの問題はないかというと、小生が以前書いたように今の皇后杯の日程などについてはおそらく発言権はないものと思われます。また、皇后杯への選出チームについてもこの連盟推薦というわけではないのでしょう。もちろんこの団体が主催する大会での順位なので、結果としてはそうなってますが。
そういった発言力をJBAの理事などもいることが大切と思うが、大学バスケットボール連盟から弁護士がひとり、あと経産省の事務次官経験者でどうやら東大バスケットの出身らしいひとがひとりとなっている。まあ事務次官までやって東大バスケットのOBということだと学連の立場に立ってくれるのか。評議員にはひとりいますが、基本的に評議員は各県のバスケットボール協会の人が多く、当然ほとんどの地域では学校の先生ですから、必然的に日体大系の人が多くなることが予想されます。が若干学連とは立場を異にするとおもわれます。そうなるとこういった皇后杯のスケジュールの問題などはまともにとりあげられもしないということかと。
例えばよく高校生のゲームの審判を大学の審判の道で上位を目指していこうとする学生がライセンスをとって担当することもありますが、こういった割り当てにはおそらく大学と接点がある人がいないと難しいでしょう。そういったところで学連ではレフリーの供給などで地域の地方協会とのかかわりはかなり大きいと思われます。こういった役割が日本のバスケットボールを支えていると思いますので、インカレだけやっていればいいというものではなさそうです。といいつつ人としては別にインカレ専門ではなく、各地域の学連から全日本の学連にひとを出しているのでしょうから、インタビューするならそういった観点でもしてくれればよかったと思うのですが。
また、関東については昔東京ビッグ10というリーグがあったこともあったりして、OBの位置づけは難しいところがあるというのは今も変わらないんじゃないかという気もしますがどうなんでしょうね。
まあ朝日新聞の記者にそのようなことを求めても難しいのはわかりますが、、、しかし新聞記者それで食ってるわけなのでそのくらいの目配りがあってもよかったような。まあ今回の記事はガバナンスの問題なので、そこまでは無理か、、、残念ですね。