金足農業旋風 !

今日は夏の全国高校野球選手権100回記念大会決勝戦。試合開始は午後2時。秋田代表金足農業と北大阪代表大阪桐蔭の対戦もうすぐ。

秋田県勢としては第1回大会以来103年ぶりの決勝進出で、金足農業は初優勝と東北初の深紅の優勝旗がかかる。しかも第100回記念として新たに作られた最初の優勝校となるか見ものである。

また、公立高校でしかも農業高校の決勝進出であることも話題沸騰! 秋田県民も全国の農業高校或いは農家の人たちも、こぞって金足農業高校の躍進に驚嘆、相手が常勝大阪桐蔭といえども優勝の期待は大きい。全国の高校野球ファンも、今日の決勝戦を固唾をのんで観ることであろう。

甲子園は高校球児の憧れであり、とくに夏の大会は地方大会からひとつずつ勝ち上がってきた選手たちが、泣いて笑って感動のドラマを私たちに見せてくれる。老若男女、世代を超えて今年の夏も熱い!

夏の甲子園には1961年(昭和36年)、母校浜松商業の吹奏楽部応援で行ったことがある。１回戦で怪童と言われた尾崎擁する浪商に1対0で惜敗したが、甲子園の雰囲気は今でも忘れない。ちなみにこの大会の優勝は浪商で、尾崎は高校中退してプロ野球東映フライヤーズに入団、新人から20勝投手として剛腕速球を投げ続けた伝説の選手。

さあ、決勝戦開始まであと2時間を切った。冷房の効いたリビングでビールでも飲みながら熱い闘いを見るとしよう。