石川県 和倉温泉 加賀屋
秋の長雨のなか、今日は久しぶりの快晴。冷蔵庫の残り物でカンタンに朝食を済ませたら、旅先のカミサンから安否確認の電話が入った。
昨日から2泊3日で、和倉温泉の加賀屋に女3人二泊旅に出かけた。和倉温泉も快晴のようで、誘ってくれたOさん姉妹も電話に出て、「ごめんね旦那さん」といつもの元気な声が聞こえた。なかよし3人組での温泉旅行は、カミサンの楽しみでもある。
4年半前に狭心症の手術をして以来、自宅にひとり留守番になるときは、こうして安否確認の電話をしてくれる。一番長くカミサンが出かけたのは、姉の乳がん手術で宮崎の病院近くのウイークリーマンションに2週間滞在したときで、さすがに私も不安であった。その姉ちゃんというのは私と同い年で、残念ながら昨年2月亡くなった。カミサンの落胆ぶりを心配したが今は元気だ。
ひとりでいることの不安は、狭心症の手術直後に比べると、開き直りのせいかかなり緩和されてきている。もともと狭心症の手術のときは、原付バイクで国立病院にかかり付け医の紹介状を持って、精密検査を受けに行ったときでピンピンしていた状況。家裁の離婚調停が2週間毎日続いたときに、顎下周りに違和感があっただけで、まさか心臓疾患があるなどとは夢にも思っていなかった。
いきなり動くなと言われ、2時間後には心臓カテーテル手術が始まり、2時間で終わってすぐ歩けたし、3日後には仕事に復帰しできた。心臓の周りの太い冠動脈ではなく、その周りの血管4ケ所が狭くなっているとのことで、手術は2回に分けて行われた。
その後の検査でも異常はなく、薬は飲み続けているものの、好き勝手して元気で暮らしている。それもこれも神仏のおかげであり、カミサンと息子たち家族に「安心」という気持ちのプレゼントをしてもらっているおかげである。
数日前にも息子二人から電話をもらった。「元気?」その一言が安否確認のキーワードになっている。
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