先日、郷里浜松在住のジャズ歌手鈴木麻美さんが、横浜のライブに初めて出演すると本人からメールが入っていて、横浜関内のライブハウス「BarBarBar」に行って来た。彼女の歌は1年ほど前、旧知の浜松の写真仲間から紹介されて、六本木のサテンドールに出演したとき以来である。
私も53年前にスイングジャズのアマチュアビッグバンド「楽団ジェリーメン」を結成して、マネージャーを兼ねてトロンボーンを吹いていた。東京自由が丘の銀行支店に転勤したときに、支店のビル地下にジャズ評論家イソノテルオさんが経営する「フアイブスポット」というジャズライブハウスがあって、仕事帰りに時々立ち寄ったりしていた。
31年前、横浜支店に転勤してからは、すぐ隣の伊勢佐木町にあるライブハウス「酔いどれ伯爵」で、ジャズを聴きながら酒を飲んでいた時代も懐かしい。今ではトランペットやトロンボーンの楽器は、屋根裏部屋で埃を被ったままで、思い出の品として残っているだけである。
今夜のトリオは、ドラム小林陽一さん、ペース本川悠平さん、ピアノ太田寛二さん。そしてボーカルが鈴木麻美さんである。ジャズに詳しい訳ではないが、バンドをやっていたこともあり自然と身体がリズムに乗って動く。
音楽はいつ聴いてもいいものだ。楽しい時も、悲しい時も、寂しい時も、音楽はいつもボクの傍にあった。今朝のラジオ深夜便2時台は、1958年(昭和33年)のポピュラーヒット曲集で、「真夜中のブルース」「河は呼んでいる」「フジヤマ・ママ」など知っている曲ばかり。更に、3時台は「赤いグラス」「君は心の妻だから」「知りすぎたのね」などのムード歌謡に酔いしれて、つい寝そびれてしまった。31/1/30
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