ハチの家文学館

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ボクも感動しました

2009年03月15日 04時59分48秒 | 柴犬ハチのひとり言

お父さんたら、また泣いてる。いい年して、いい加減にしなさいよと言いたいところだけど、ボクも思わずホロッとしてしまいました。

昨日のテレビで、筋肉が消えていく難病と闘う中岡亜希さんという31才の元スチュワーデスの姿・生き方に、お父さんすごく感動してた。暗転した自分の人生を諦めずに、同じような病気と闘う仲間の為に活動したり、自分の出来得る限りの体力と知力をフル稼働して社会貢献していることなど、ボクもすごい人だなと思いました。人間ってすごいな! 人間大好き! ボクたち犬にはとても出来ないことです。
「明るく笑って生きていきたい」という番組最後での彼女の言葉が清々しかったなァ。中岡亜希さんのことはhttp://ameblo.jp/sorahimasorahima/

もう一つ昨日は、NHKのど自慢グランドチャンピオン大会の生放送に、お父さんお母さん見入ってました。出場15人全員さすがにお上手でしたよ。
優秀賞の二人とも、お父さんが発表前に「この人、賞をもらえるよ!」と言っていた人で、歌唱力は勿論、歌い手の気持がお父さんの胸にもジンと来たようです。特に、横浜綾瀬のトラック運転手石田淳一さん、若い頃遊びまわって障害のある妹さんに、「お兄ちゃんはいいね、いっぱい遊べて」「私はいつも独りよ」と言われたことがショックで反省、真面目に働くようになり、車椅子の妹さんへの感謝の歌を熱唱してました。お父さんも若い頃、前のお母さんが亡くなって、小さかったお兄ちゃんたちが待っているのに遊び呆けて、寂しい思いをさせてたらしいから、どこか似ていて共感したのかな?
他にも、ガンと闘うお姉さんのために唄った人など、その人その人の、歌と人生模様が垣間見られ、歌の巧拙を競うだけでないNHKのど自慢の良さを、お父さんお母さんと一緒に堪能しました。

最優秀賞は、「三日月」という歌を唄った全盲の高校生井口美優さんが受賞、3500人もの聴衆の拍手を満面の笑みで受けとめていました。彼女の心そのままに、清純な声が審査員の心を掴んだのでしょう。障害のある人だからと僻む人もいるらしいけど、純心な彼女の暗闇に精一杯の光をあげたいとボクは思いました。

彼女言ってました。「一度でいいから、皆の顔が見たい」と・・・。



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