
自宅道路沿いの塀の上に、15個ほどのプランターを置いている。20年ぐらいゼラニウムで埋め尽くしていたが、昨年あまりの寒さに耐えきれなくて、ダメになってしまった。いまは季節の花を中心にいろいろ取り交ぜているが、春になって昨年買ったものも綺麗に咲いている。
このところ暖かい日に、カミサンと雑草取りをしたり、花摘みをしているが、通りがかりの方たちに「いつもきれいにしてますね」とか「毎年きれいですね」などと誉め言葉をいただくことが続いた。うれしいと同時に、皆さんの目の保養になればとありがたく思っている。
今日も80代と思しきご夫婦から声を掛けられて、「いつもきれいですね」「去年まで咲いていた花はどうされました?」と聞かれ、ゼラニウムが寒さでやられてしまいましたと返事。ここから約2キロ先の街からいつも歩いてM医院に通っているという。ゆっくりゆっくりながら、ご夫婦で歩かれている姿に感動。歩かない自分が恥ずかしくなった。
花の命は短くて、苦しきことのみ多かりきと、林芙美子の名言があるが、今では花の命は結構長くて、楽しいことも多い。花を育てる、花を愛でることは、悲しみや苦しみを和らげてくれる。万民、老若男女、花を見れば気持ちが安らぐ。
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