
現役最長!?アマチュアビッグバンド 楽団ジェリーメン
過日、インターネットで「楽団ジェリーメン」と検索してみたところ、「サイモン」という浜松のレストランでジェリーメンが出演するのを知り、楽団最年長のMさんに確認して昨日新幹線で帰省、親友のU君と聴きに行ってきた。
楽団ジェリーメンは、昭和40年に結成したフルバンドで、47年の歴史があり、今でも毎月第三日曜日に中上級者のダンスパーティの専属バンドとして活躍している。結成当時私はトロンボーン奏者兼マネージャーとして、フランスセルマー社のバリトンサックスなどを買い込み、当時の第一銀行の割賦手形(業界用語ではマル専手形という)で支払っていた。そのバリトンサックスはジェリーメンの歴史とともに、71才になるバンドマスターのMさんが今でも吹いておられた。結成当時のメンバーが他にも数人残っており、お互い再会を喜び話が弾んだ。
我が家には今でもトロンボーンとトランペットが埃をかぶっているが、音のポジションはわかっていても、ひどい音で他人様にはとても聴かせられない。今はホラを吹くだけである。
過日、仕事の帰りに横浜伊勢佐木町にあるジャズのライブハウス「酔いどれ伯爵」に行ってきた。24年前から6年間、馬車道の銀行支店に勤務していたころよく通った店で、階上のフランス料理店からおつまみを取り寄せたりして、独身をいいことに贅を尽くしていた時代である。今のカミサンと再婚するときに一度連れて行ったことがあるが、ジャズにはあまり興味がないらしい。
私も今年は68才になる。50年も酒を飲み続けてきたし、音楽、写真、旅行、釣りなどなど、本当に好き勝手して生きてきた。5人兄弟のうち3人が既に他界して、浜松で和食処「万松」(ばんしょう)を経営している兄と二人きりになっている。二人とも持病はあるものの、体には注意して出来るだけ長生きしたいと思う。死ぬときは定命と開き直っているつもりでも、家族のことを思うとそう易々とは死ねない。「また来月来いよ」と兄が楽しみに待ってくれている。
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