京都 高尾 神護寺
コロナ感染拡大で外出自粛は強まるばかり、自宅にいるとテレビをみる時間が多くなる。かと言って何でもよい訳ではなく新聞の番組欄をチェックするのが日課になってしまった。
旅番組や神社仏閣、ドラマなどジャンルは様々だが、好きな京都が出て来るとわかるとそれだけでみてしまう。京都は春夏秋冬いつ行っても絵になるし、神社仏閣の佇まいや仏像が好きだし居心地がいい。
初めての京都は中学の修学旅行で、社会人となって郷里浜松の銀行支店に延べ20年勤めていた頃は、新幹線でよく泊りがけの旅行に行った。
とくに秋の紅葉の寺社風景が好きで、重いカメラとレンズをバッグに詰め込み三脚片手によく撮り歩いた。頃はというと二十代から三十代で、父子家庭であったが京都への情熱は大変なものだった。
撮りまくったのは銀塩カメラの時代、紅葉にぴったりのリバーサルフィルム「コダクローム64」が好きで、低感度によるカメラぶれを防ぐため、必需品の三脚の重みは全く苦にならなかった。今年76歳になろうとするいまは、体力の衰えは否めず、若かりし頃のカメラワークは影を潜めてしまった。
コロナの緊急事態宣言にもかかわらず、新たな感染者数は高止まり。世界で日本で、コロナの終息が見通せない現状は、世紀末をも予感させる。京都が好きだなんて言っている場合でない。
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