スペイン マドリッドの少年
高齢者の引き籠り、孤立化を防ぐには社会参加が叫ばれる。定年後に何もすることがないという人は尚更である。
昨年春、2ケ月ほど引き籠ってボランティアや俳句、絵本の会、癒し絵の会を休んだことがある。この時、すべてやめてしまおうかと思ったりしたが、休会にしてもらった絵本の会以外は今も続けている。
昨日、家庭裁判所に出かけて非行少年の更生支援活動に行って来た。予定では老人ホームの車椅子清掃活動を行う予定であったが、インフルエンザが流行っているということで取りやめ、代わりに使用済み切手の寄付活動になった。
封筒に貼られた切手回りを1センチほど残して切って、グラム単位で公益財団法人緑の地球防衛基金に送り、基金が国内外のコレクターに売却して資金をつくり、アフリカなどの植林に使う苗木の購入に充てる。昨日は1500gほどになり、苗木にすると50本相当の金額になった。
審判前の少年と保護者と一緒になって奉仕活動を行うことにより、社会参加の意識を養うことと、親子のコミュニケーションを促す場であったが、孫と同じ十代の若者と父親・母親を見ていて、真の更生を願う気持ちでいっぱいになる。
高齢者の社会参加の場はたくさんある。俳句の会も癒し絵の会も、和気藹藹として楽しいし、ボケ防止にもなる。出かけることは歩くことで、昨日は久しぶりに8千歩を超えた。
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