きのう、お父さんがブログに「五体満足」のお話を載せていました。
お父さん、実は非公開の短い文章を時々書いています。
ハチの家文学館は、殆ど自分のことを書いてるようで、自虐的な内容のものなど、お父さんは自分が恥をかくだけだからと覚悟していろいろ書いているようです。
「えっ! ボクの恥も書いてるくせに!・・・」
その非公開の中に、聴覚障害の人の家族とのお話があります。タイトルは「消せないメール」。ご夫婦で聴覚障害をもちながら、生まれた子供は二人、ともに健常者で、2年ほど前に長女が聴覚障害の彼と結婚、健常な男の子が生まれました。そしてつい最近長男も結婚しました。二人の結婚式にお父さんもお呼ばれしましたが、何より名カメラマンとして大活躍だったようです。
この二人の結婚の間に、そのお父さんが突然ガンで亡くなったのです。その当時、そのお母さんとの会話が「消せないメール」として書かれているのですが、自分以外のことは公開しないようにしているようです。ひとつだけ、ボクのお父さんが、その当時の娘さんの気持ちを詩に書いています。http://blog.goo.ne.jp/goo3595628/e/7a32ce2447d88d7bac0830b8f6163e71
聴覚障害の不便さを以前はFAXで会話したりしていたようですが、今は携帯メールという神器があってとても便利になったようです。今でも、時々いろいろな話を聞いてあげたり、励ましてあげているようです。
お父さん、その娘さんの結婚式で、新婦が聴覚障害の新郎に代ってお礼の言葉を述べたとき、思わず涙ぐんでしまったそうです。その言葉とは・・・「私は彼の耳になって生きます」でした。結婚式場の係の人も、今までにない素晴らしい結婚式でしたと言っていたそうです。
耳の日にちなんで、ちょっとお父さんの非公開日記を紹介しました。
そう言えば、お父さん、少し前のテレビ番組でスピードの今井絵里子さんのことを知り、聴覚障害の子供さんを抱え頑張ってる姿に感動してブログに書いていましたが、彼女のブログをみてビックリ! 中傷的な内容のものがびっしり書きこまれていて、タイミングを考え、とりあえず非公開にしてました。
ボクのお父さんお母さんは、障害のある人にもごく自然に触れ合うようにしています。
お父さんは、横浜で2回仏像写真展を開催していますが、いずれも身障者福祉作業所のサロンでした。そこで一所懸命働いている若い人たちと会話し、写真展を見に来た人たちが、福祉作業所の手作り品や喫茶・食事の売上に、少しでも寄与できたことを喜んでいました。今井絵里子さんのことも応援していましたよ。
今井絵里子さんの公式サイト
http://www.ellymusic.com/top.html
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます