えんぴつで書く習慣が、仕事上身についてしまっっている。パソコンと同じように、いくらでも修正がきくからでもある。
しかしこの頃思うのは、えんぴつでノートに文章を書いていると、気持ちが雑になっていると感じることがある。
はじめから万年筆で書いていると、修正がきかないと思う分、一字一字、ひと言ひと言、丁寧に書くようになるから不思議である。そうすると出来上がりもいい言葉、いい文章になっているものである。
万年筆といえば、30年ほど前に初めてパリに行ったとき買った、ウォーターマンのショートタイプで、ケースともにクリスタルの美しい紋様の入った万年筆を思い出す。
随分前に、思い出したように使ってみようと、高島屋の売り場にインクカートリッジを買いにいったことがあるが、その時、売り場の人から「いい万年筆をお持ちですね 希少価値がありますよ」と言われたことを思い出しました。
ボールペンやシャープペンなどに慣れ親しんでしまった現代、古風な万年筆で書くのも乙なものである。
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