ラジオ深夜便朝の4時台、明日へのことば「被爆二世の心を撮る」出演:吉田敬三(写真家)を聴いていて、このシリーズはデジタル写真でなく、フィルムに焼き付けておきたいという。対象をきちっと捉えるための、写真家としての執念のようなものを感じた。また、自身も被爆2世という吉田さんの心意気に感服する。
長年写真を趣味としている私も、フィルムの方がメリハリが効いて、写真の質感もフィルム所謂銀塩写真の方が秀でているように思える。しかし、年金生活者にとって、カネのかかるフィルムより、ランニングコストの安いデジタル写真は便利である。
原爆が投下されてから今年で68年になる。毎年慰霊祭が行われ、核廃絶、平和の願いを訴えているが、残念ながら世界のどこかで核開発は続けられており、戦争もなくならないのが現実だ。
被爆した親を持つ被爆2世の素顔をとらえた吉田さんの写真展が、8月6日(火曜)より長崎市内で開かれているそうで、近ければすぐにでも見に行きたいところだがちょっと遠すぎる。こういう人間的テーマを追いかけて、情熱を傾ける写真家になりたいものである。25/8/6 am4:50
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます