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ラジオ深夜便36・・・唱歌を聴くと少年時代を思い出す

2013年08月07日 00時10分00秒 | ラジオ深夜便

 

「みかんの花咲く丘」

みかんの花が 咲いている
思い出の道 丘の道
はるかに見える 青い海
お船がとおく 霞(かす)んでる

黒い煙(けむり)を はきながら
お船はどこへ 行くのでしょう
波に揺(ゆ)られて 島のかげ
汽笛がぼうと 鳴りました

何時か来た丘 母さんと
一緒(いっしょ)に眺(なが)めた あの島よ
今日もひとりで 見ていると
やさしい母さん 思われる

久方ぶりにNHKラジオ深夜便にっぽんの歌こころの歌を聴く。小学生の頃、母に買ってもらったハーモニカで「みかんの花咲く丘」を前奏から吹くのが得意だった。滅多に手にすることはない楽器だが、今でも途中で引っかかることなく演奏できるのがこの曲である。

小さい頃遊びに行った奥浜名湖のみかん畑を想像しながら、何度も家を出ていた母を想い吹いた記憶もある。我が家の二人の息子を、20年にわたって面倒みてくれた母の遺品を整理しながら、いま私はラジオ深夜便を聴いている。25/8/6

 

 

 





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