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ハチの家文学館

ハチの家写真館(http://hachinoie.exblog.jp/)の文芸版

50年のあゆみ

2013年03月16日 17時00分00秒 | ハチパパのひとり言

私が住んでいる所の町名は泉区白百合。美しい自然をイメージさせる素晴らしい町である。その町の自治会が創立50周年ということで、昨年から様々なイベントが開催され、つい最近記念誌が刷り上がってきた。

私も元自治会長として実行委員会に名を連ね、記念誌の編集に携わってきた。特に写真の腕前を買われて自治会の記録と記念誌原稿写真つ゜くりに携わってきたので、完成した記念誌をいただいて感無量の意気である。

すぐ近くの公園に、役員と一緒に植えた白百合の花の写真の1枚が、記念誌の表紙を飾った。見開きページには、我が家のリビングで撮った新調の自治会旗の写真が掲載され、記念植樹、記念式典、年間行事紹介、震災対策特集などの記事の中にも、私が撮った写真が数多く掲載されている。

私の名刺には、「ハチの家写真館」「ハチの家文学館」主人と書いてある。自称であるが写真家としての仕事が出来たし、地元のお役に立ててありがたいと思っている。ちなみに、歴代役員寄稿文として、「ハチの家」と題した文章が掲載されており、家族にもいいものが残せたと思う。

 寄稿文       「ハチの家」      平成十九年度会長 伊藤登一

 昭和四十六年暮れに二十七才でこの地に自宅を購入してから四十年になります。当初は横浜のチベットと言われるほどの劣悪な道路・交通環境でした。

 自治会との関わりは、平成四年に文化体育部長、平成十九年に自治会長を拝命、保健活動推進員十五年のカミサンと共に、地域活動に携わることが出来ました。

 会長在任当時は、見直しの年と位置づけ、老朽化した自治会館の今後のあり方を会員の皆さんにアンケート、回答者の七十六%が現在地での修繕・建替えを選ばれました。

 また、住宅地図の改刷作業や実態に合わせた規約の改定を行うと共に、班長引継や訃報時などの統一的対応を目的として「班長ハンドブック」を各班に新設するなど、当時の役員、理事(班長)の皆さんと力を合わせて実行してきたことが記憶に残っています。

 しかし、班の再編成については、特に要望の強かった二つの班で調整を試みたものの、反対意見もあり、課題として残ったままになりました。会員世帯の高齢化や共働き世帯の増加で班長忌避の動きも目立ちますが、十九年度では八十才を超える班長さんがお二人いて、年齢・体力に応じた役割分担を心掛けました。

 十九年度には班長全員に防犯パトロールベストを配布、信号灯も自治会館に常設しました。副会長有坂さんとも相談、翌年度六月に防犯パトロール隊を結成、事務局として、有志の皆さん、自治会防災防犯部の皆さんと共に、毎月一回夜間巡回しています。

 数年前、サラリーマン定年退職を機に、カミサンと柴犬ハチと一緒に仏像写真家目指して全国行脚、地方の古寺・古仏を訪ねてきました。そのハチも十四才になり、人間でいえば七十二才の老犬ですが、自宅に開設したギャラリー「ハチの家写真館」とブログ「ハチの家文学館」の看板犬として活躍しています。「ハチ元気?」とよく言われる我が家へのご挨拶に、いつまでも「ハイ」と返事ができるよう願ってやまない今日この頃です。

 

 



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