ハチの家文学館

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昭和の日

2014年04月29日 11時46分50秒 | ハチパパのひとり言

今日4月29日は、もともと昭和時代の「天皇誕生日」。昭和64年(1989)1月7日に昭和天皇が崩御され、年号が平成になって「天皇誕生日」が平成元年(1989)から「みどりの日」になった。そして平成19年(2007)からは「昭和の日」となって現在に至っている。

今朝4時過ぎ、ハチの介護で寝不足気味のカミサンに代わってハチと添い寝、久しぶりにラジオを付ける。いつもはNHKしか聴かない私だが、今日はラジオ日本の「高島秀武のあさラジ」で昭和の日にちなんだ話を聴く。コメンテーターはジャーナリスト須田慎一郎さん。あの太い声から顔をすぐに思い出す。

ラジオで「いまだに昭和とともに生きています」の投稿を募集していた。いまだに卓袱台(ちゃぶだい)を使っている人、嫁入り道具の3点セット(和箪笥、洋服箪笥、鏡台)を使っている人などなど昔懐かしい。

須田慎一郎さんから昭和歌謡のお店の話も聴けた。美空ひばりや石原裕次郎など多くの歌手の名前が浮かぶ。団塊の世代だけでなく、20代30代の若者にも目新しく映るらしく昭和の店は人気があるそうだ。私も一度行ってみたくなった。

リビングの書棚から、昨年買った「昭和のくらし博物館」という本をとりだし、あらためて読んでみると郷里浜松の実家と同じ情景がいくつか載っていた。過日、どてらを着込んで火鉢にあたっている親父の写真を見つけたが、まさに昭和のくらしそのものだった。

自分自身、昭和19年に生まれて今年70才になるが、そのうちの44年は昭和の時代である。このブログにも自伝的に、私小説風に、数多くの昭和の想い出を綴った。ハチの家文学館は私の昭和の歴史を物語る詩文集でもある。

 



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