![](http://www.nhk.or.jp/kotabi/images/konkai/120701/midokoro_ph3.jpg)
NHK日曜朝の定番「小さな旅」で、久しぶりに感動!
今日は、茨城県北西部にある集落、大子町蛇穴が放送されていました。そこでは17戸の家が暮らしていて、肉と魚以外は山を切り開いた畑で自給自足、お互いに収穫を手伝い、採れた作物は譲り合って支え合う暮らしをしている。
ここでは多くの家が薪で暖をとったり、ご飯炊きや煮物を作ったりしていて、写真のように一人暮らしの鈴木久枝さん(81歳)も、毎日、薪ストーブに火を入れている。煙が出ていないと、近所の人たちが心配して声をかけてくれる。
久枝さんのご主人は、5年前に亡くなったそうですが、久枝さんが何年も困ることがないように、死を覚悟して入院するまで積み重ねた薪が、15,000本以上もあるという。この話を聴いていて涙が滲んできました。テレビを観ていて感涙するのは久しぶりです。久枝さんは、ご主人が残した薪を少しでも長く使いたいと、近くの山で自分で取ってきた薪と混ぜて使っているという。「親子は一世、夫婦は二世」という諺があるように、どちらか先に逝っても夫婦は一緒なんだと改めて思いました。
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