もういくつ寝るとお正月・・・。

もういくつねるとお正月
お正月には　凧あげて
こまをまわして　遊びましょう
はやくこいこいお正月

もういくつねるとお正月
お正月には　まりついて
おいばねついて　遊びましょう
はやくこいこいお正月

薄命の天才作曲家 滝廉太郎による日本独自の唱歌「お正月」である。1900年に編纂された『幼稚園唱歌』で発表された。

毎月第一第三木曜日は、町ぐるみ健康体操で汗を流している。カミサンが１２年務めた横浜市保健活動推進員の活動の一環である。今年９月末退職まで３年間休んでいたが、カミサンから「体のためよ！」と半強制的に誘われて再度入会、１０月から通っている。この体操教室に入って感激したのは、体操の前に全員で童謡・唱歌を数曲必ず唄うことである。少々オーバーな言い方であるが、少年時代を思い出して、ジンと来るのは私だけではないようである。私より年配のご婦人が多いが、みんないい顔して唄っている。体操の先生も面白おかしく指導してくれて笑いが絶えない。

戦中戦後の体験をした人たちの集まりである。ご主人を亡くしてひとり暮らしの人もいる。こうして地域の人との交流で楽しく暮らすことが出来て幸せだという。明治・大正・昭和の童歌を通して、昔懐かしむのもいいものである。