
NHKラジオ深夜便3時台「にっぽんの歌こころの歌」は、倍賞千恵子さんの作品集。これは聴き逃してはならないと思い、昨夜は10時頃に眠って3時10分頃目覚める。
彼女は1941年(昭和16年)6月東京生まれの79歳、1960年松竹音楽舞踊学校首席卒業 松竹歌劇団(SKD)入団、翌年松竹にスカウトされる。映画デビュー作は「班女」で、その後の代表作品は「男はつらいよ」シリーズ、さくら役であまりにも有名。その他「家族」「遥かなる山の呼び声」「駅 STATION 」など。
しかし、私にとっては歌手としての倍賞千恵子さんが大好きだ。とにかく、透き通った清らかな歌声が素晴らしい。レコードシングル盤もいくつか持っている。
とくに「下町の太陽」「さよならはダンスの後に」「さくら貝の歌」「忘れな草をあなたに」「さくらのバラード」がいい。また、森繁久彌作詞作曲「知床旅情」の元歌「オホーツクの海原」も感動的で、今回の深夜便最後に放送された。
久しぶりに好きな歌手の歌に、若かりし頃の思い出がちょっぴりよみがえり、ちょうどテレビで再放送していた「とんび」の父と息子のストーリーが頭に浮かぶ。妻を亡くした主人公が男の子を育てていく物語、自分も27歳から20年間父子家庭をやってきて、「とんび」の父親のように、息子に体当たりして向き合ったことはどれだけあったか、もっと息子に遠慮しないで体当たりしておけばよかったなと、いまさら思ったりする。R020729
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