ひみちゅ指令「MI6東京」後編

 諜報員の定石どおり、目的の店の前後に別の店を入れて「主たるポイント」をぼかしております。
事前調査によると、55番街近くの「おびや町小路」の店員でさえ、その店の存在を知らず
場所の把握には難渋しましたが、前日になんとか確認できました。

 

 

 

 

これなら、客を装った諜報員が出入りしても、なんら怪しまれることは御座いません。
しかし「無国籍」と謳いながら、韓流（はんりゅう）と後付けした形跡も見られて少し、怪しいが
さて、何時ものように撮影も、そこそこにして入りましょうか。

 

 

 

お通しは「本場物のキムチ」

 私は「辛い」のは結構行けますが、弥二朗の第一声は「辛い～っ！」

 

 

 

ここでも「茹でタン」を頂きます。

 

 

 

絶品韓国風タコ鍋（￥2,800/二人前）

 

 今夜の「表向きの目的は、このタコ鍋を食べること」
中国通のY氏が、何故か通い続けた韓国は釜山の山手路地裏にあるタコ鍋専門店チョバンナッチ。
いや、正確には「この味に惚れ込み、20年通い続けてやっと、そのレシピを伝授された」というのが正しい。

ソウルの経験はあるが、釜山の経験は無い弥二朗の第一声は「美味い！」
正直「このくそ暑い、梅雨時に鍋でもあるまいに」と心では思いながら、食べてみると……

 

ハゲウマ……＞激しく美味い（こんじる風）

ギザウマ……＞超美味い（しょこたん風）

シマウマ、シルウマ……＞汁が美味い（弥二朗風）

 

流石に「汁多め大好き人間」の弥二朗的感想は的を射ています。
後で、麺を追加したりもできますが、汁も一緒に食べるものだから、タコやホルモンの具が無くなると
同時に、汁も残っていませんでした。

今回の震災で浦安の自宅が液状化激しく、住むに耐え難くなった事を契機にふるさとに戻り
奥様の助言も入れ、始めた居酒屋事情など、訥々と話されるY氏の人柄にも好感を覚えながら
時刻は21:00を少し回ったところ、アルバイトを装って〒に潜入していた
女性諜報員の三人も戻って来ました。
私達も次の目的行動（ブツの受け渡しと代金の回収）に移りましょう

（注）文中、一部妄想が含まれています。

 

--shop data--

店名：無国籍居酒屋・MI6東京（みろくTOKYO）※公式HP
所在：高知市追手筋1-8-12（Yahoo！地図）
電話：088-822-6007
営業：18:00～23:00(L/O～22：30）
定休：日曜・月曜・祝日・年末年始
※追記:2014年3月末をもって閉店しました。