タカシのB級グルメ日記

2024高知市納涼花火大会

どんぶりの中の宇宙Ⅱ

2010-12-14 05:55:17 | 今日の食堂/ランチ

小学校に上がるまで、卵は自由に食べることができなかった

卵アレルギーだったからです。

その反動なのか、憧れなのか、大人になっての「卵LOVE」は自分でも呆れるほど

そんな次第で、この日も二日連続で親子丼の取材が嬉し。

 

 

 

親子丼(温そば付き)¥850

 

コチラの丼は、ちょっと、小振りで女性でも食べやすいというか、片手で持てる位の大きさで上品である。

日曜日の13:00時過ぎ、入って直ぐのカウンターは狭い通路沿い故、私は真ん中に席をとる。

ややして入店してきたお姉さんは、入り口近くに座り、お絞りが運ばれてくると

『カレー丼、御飯少なめ、暖かいの』

その後に来て、今度は私の左に座った姉さんは

『山かけ丼、暖かいので』

と、いずれも、常連さんであろう、注文にそつがない。

私は何時も「天丼」ばかり頂いていたけれど、これからは山かけもカレー丼も食べてみたいなあ。

いや、なかなか、この「親子丼」も捨てがたい、流石に蕎麦屋の出汁は美味いなあ。

 セットになった「温そば」もサービス品でなく、量こそ少なめだが、きちんと作られた「かけそば」

真ん中に添えられた「柚子」の一皮が風土感を良く表している。

 

 <閑話休題>

よく言いますよね「その人の長所を生かしなさい」と

私は「食べ物屋でも同じだ」と思うわけですよ。

例えば、蕎麦屋の限られたメニューの中でも、全てが美味いということは「あり得ない」

蕎麦屋だから蕎麦は美味くて当然というか「美味いべきだ」と、考えられるのは自由ですがね

実際のところ、現実が伴いますかねと、申し上げているわけで。

『私の流儀は先ず、初めての店では、かけそばしか食べない』

なんて、グルメ本に感化されて、恰好付けてちゃあ、美味しいモノには当たりません。

この店のように、いや、どの店でも使えるのですが、初めて入った店ならば、先ず、廻りを見渡して

皆さん何を食べてらっしゃるか、良く見てオーダーを決めなさいと

申し上げているわけです。

因みに「店の人に聞く」という方がいらっしゃいますが、蕎麦屋の店員に

『お奨めはなんですか』と質問しても、決して『丼』という答えは返ってこないでしょう、けどね。 

 

 

--shop data--

店名:そば茶屋「なべしま」

所在:高知市帯屋町1-8-15

電話:088-873-4370

営業:昼11:00~15:00 夜18:00~午前3:00

定休:月曜

 



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1 コメント

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Unknown (zakizaki)
2010-12-15 22:22:51
美味そうな 丼 が2連荘ですね。小生の丼の思ひ出としては、初めて大阪に行った時(勿論、南港経由)の梅田の地下街で口にした、木ノ葉丼、というものでした。その後、何度も行くことを試みたがですが、店の所在はわからず仕舞い。
そんな思ひ出、ながです。
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