お好み焼き「かっくん」

　　　　　　　　　　　　　　　　　↑かっくん焼（￥800）



宮島からJRで横川駅に戻り、ホテルのチェックイン迄の時間を美術館巡りでも
と市内を流す内に要所々で渋滞に巻き込まれ結局、駐車場も探せずいつか15:00
近く成っていた。早めにチェックインを済ませ、夜の取材に備え小休止だ。










だいぶ土地勘も付いてきたし、広電は市内均一￥150と、とても使い勝手が良い。
江波線の舟入幸町駅で下車、横道に入り、一寸寂しい住宅街を凡その感でお店を
探すこと15分、半分諦め掛けた頃「かっくん」の灯りが見えて来ました（18:09）


この日、店長・加来さんは一寸、元気が無かった。この時間お客は私一人故、聞
くとは無しに加来さんが話しだしたのは私が断りもせず、撮影を始めた時からだ。












『同業者の方ですか？』


『いえいえ、ブログ用に写真を・・・・・・』


『最近見るとは無しにこの店の事を書いている記事を見たんですよ、
　そしたらなんだかある一面だけ見て書いてるんですよね～』


『まあ、そんな風な見方で書く方も居ますねえ』


『もう私、嫌なんですよね～』


『私は悪口は書かない事にしてます、批判記事を書いても誰も幸せに
　成りませんから』


それから、少し警戒心が解けて来たのか、私が高知から来たことや加来さんの
お知り合いにも高知の方がいらっしゃる事など、私は焼き上がった「かっくん焼」
を頂き、缶麦酒を飲みながら結構な時間、お話をする事が出来ました。


加来さんは私のとは別にもう二つ「お好み焼き」を焼いています。
成る程、テイクアウト用だったのか、暫くすると旅行帰りのお母さんが


『家に電話して今夜何が食べたいって聞いたらこれって・・・・・・』


って話しながら入って来ました。










女性同士の話が始まったらもう、男性が口を挟む事など出来ません。
話題は『本当にあの式は良かったぁ』と、どうも最近有った近くの孝行息子の
結婚式での感動話しのようですが、端で聞いて居ても、とても微笑ましい。


その間、私は一人で上手にコテを使いながら「かっくん焼き」と対話していたので
すが、太麺うどんのモチモチ感に「餅」のモチモチが＋されてこれまで頂いた事の
有る「広島風」とは違った食感に感服しつつ安芸紅葉氏が控えめに薦めてくれた
「肉入りシングル」を味わうのでした。あっダブルでしたね（笑）


カープソースの甘口が今でも記憶に新しい、本物の「広島焼き」が上等に味の記憶
として刷り込まれた事、ご報告致します。観光客の一人として行列に加わるのがと
ても苦手の私には誠に好都合な取材先でも有りました。


因みに加来さん、高知に帰りましてからネット情報を探ってみましたが「かっくん」
を批判するような記事は検索に掛かりませんでした。余り神経質に成らず元気に
美味しい「お好み焼き屋」を続けられますよう祈念しています。



--shop data--

店名：かっくん
所在：広島市中区舟入幸町22-2（Yahoo！地図）
電話：082-295-2348
営業：昼11:00～14:00　夜17:00～20:00
定休：水曜
駐車：無し
選択：かっくん焼（肉玉・もち・イカ天・うどん）





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東急ハンズでもう少し「PORTER」等、見たかったけど20:30で閉店かぁ。