演劇センター'90公演No.81
「四月になれば彼女は」
成井豊+真柴あずき=作 帆足寿夫=演出
4月21日(木)22日(金)23日(土)午後7:00開演 24日(日)午後1:00開演
前売1,500円(高校生以下1,000円)当日200円増
新薫的座(洞ヶ島町薫的神社)
--あらすじ--
のぞみとあきらの姉妹は、子供の頃から叔母夫婦に育てられてきた。
二人の母親麻子が15年前にメークアップアーチストの仕事でアメリカへ渡ってしまったからだ。
彼女はハリウッドで成功し、多忙を極めて、日本へ帰ってくる約束を果たせない。
のぞみとあきらは母親は死んでしまったものとして成長してきた。
それなのに、15年後の今日、突然彼女は帰ってきたのだ。
必死で娘達に謝る麻子。しかし、のぞみは絶対に許さないと怒りをぶつける。
反対にあきらは無関心。
あきらにはのぞみしか知らない秘密があったのだ。
一方、もう一組の親子。社会人ラグビーチーム監督堀口と息子健太郎。その息子も
父と母の離婚により、母親のいない生活を味わっていた。
この二組の子供達をある事件が巡り合わせる。それはラグビー監督堀口の部員殴打事件。
アマチュアスポーツ界では、あってはならないスキャンダル。
スポーツ記者のぞみが真相究明する中で、人々の心の奥底にあるものが見えてくる。