またまた、洛中に戻って来ました、取材はこれから夜の部へ、そう
貴重な取材チャンスに昼夜の別は無いのであります。前述の通り
今夜の宿は「ネットカフェ」なので、店に行って入店出来るか否か
多少の不安も有るのですが、10時間パックで朝を迎えるにはちと
早すぎる四条河原町の黄昏どき。
そんな時間をも有意義に過ごすため、訪れたのは四条近く西木屋町
通に有る老舗喫茶「ソワレ」
選んだポイントは
○昭和23年創業(1948年)
○歌人、吉井勇が芸妓を連れて通った
○蒼い照明
○ゼリーポンチが綺麗
○BGMが無い
1階は本当に照明暗く「ゼリーポンチ」の撮影にも難儀した。レイアウ
トは工夫しているものの卓と卓の間隔が、狭いので隣席の話しは
「丸聞こえ」だ。
奥の席では古老を囲み、なにやら、金融系の儲け話しのようだが話
しの内容が全く解らない(所謂、専門用語ばかりなので)――
後から入ってきた青年二人組は隣の席で仕事の話しか、そんな他人
様の会話がBGM代わりかな。
あるレポーターが書いていたが「静寂という音楽が流れている」と
いう感じでは無かった。これだけ暗いと本も読めない、故に話しを
するか、一人なら思考の迷宮を旅することしか出来ないだろう。
コンデジのピントが合ったかどうか、確認することすら出来ず、取
り敢えず「虹色ゼリーポンチ」の撮影を済ませ、店内の様子を覚え
たら、することが無くなった。
でも「ゼリーポンチ」ってなんですか?ゼリーの掴みどころの無い味
サイダーにしてはパンチの無い液体の希薄さ、子供の飲み物でも無い
ところをみると「女子用の飲み物」なんでしょうね、えっ「お嬢様用」
ですって――道理で。
マッチを頂くのも忘れたし、次回は二階で「黄昏て」みますか。
--shop data--
店名:喫茶「ソワレ」
所在:京都市下京区西木屋町通四条上ル(Yahoo!地図)
電話:075-221-0351
営業:12:00~22:30
定休:月曜
創業:昭和23年(1948年)
<取材日2009/3/20>
<以下忘備録>
※「進々堂」京都市左京区百石遍京大北門前
創業:昭和5年(1930年)
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※「築地」京都市中京区河原町四条上ル
創業:昭和9年(1934年)
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※「フランソワ」京都市下京区四条小橋西詰南
創業:昭和9年(1934年)
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※「静香」京都市上京区今出川通
創業:昭和12年(1937年)
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※「六曜社」京都市中京区河原町三条下ル
創業:昭和25年(1950年)
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ちなみにフランソワ、先のアンティーミーバーガーご夫妻と一度入りかけたことがありました。なんでも奥様がかつてよく使っておられたのだとか。
四条界隈も夜は案外と早く、おしゃべりの場が次第になくなってゆくワケですよ。それで訪ねたのですが、やはり程なく閉まるとのことで、さらに場所を探しを続けました次第で。
ピント確率2/10といった感じです>ソワレ1階
あちこち調べてみたのですが、これ! という店が見つからないのです。魚は・・・同じ瀬戸内だし・・・かつ丼は昼に食べるとして、ハンバーガーは帰りがけの夕方に食べるとして、なにかないかなぁ、と思案中です。
どこか心当たりはないでしょうか?
このままだと、花見弁当&ビールで公園でたべるようになるにかも。。。高知の夜があまりに楽しくて楽しくて 味をしめてしまったものの・・・責任者様 お願いですから教えてください。
なぜか、岡山の夜は静かなので「だて」か「ヤマト」のドミカツ丼かラーメンを食べてスタバでまったりして下さい。ヤマトにはタンシチューや焼きめしも有ります。次回行ってみたい店として駅前通りの味司「野村」のドミカツ丼と表町の「QUIET VILLAGE CURRY SHOP」(バングラディッシュ・ベンガル地方のカレー)が候補に挙がっています。なんせB級グルメの世界に限ってですから守備範囲狭いっす。