ハンバーガーに興味を持って一寸かじった、いや、勉強した方には米国に
於いて、ハンバーガーの起源の一つとされるのがコネチカット州ニューヘイ
ブンに現存する「ルイース・ランチ」で1900年、ルイース・ラッセンが急ぐ客
の為にステーキサンドの余り肉を、トーストに挟んで提供したといわれる物
であるというのはご存知だろう。
新装開店成ったお店で店主、岩波氏がクオォーターパウンダーに続く新製品
第二弾としてお奨めは、このトーストをバンズ代わりに使ったハンバーガー
なのであ~る。
店長、明美さんが『お弁当箱みたいでしょ』と渡してくれたプレートを自分の
席に運び、撮影を始めると、隣のママさんが『まぁ、かわいい!撮させて貰
っていいですか?』と一緒にカメラを構える。
↑Classic Premium(トーストブレッドバンス 1/4Lbs 100%ビーフパティ)
トッピングは「トマト」「オニオンスライス」「レッドチェダーチーズ」の3種。
ベース(¥900)には「レタス」「ピクルス」が含まれています。
これ第一に「食べ易い」っす、大口の私でも大きなバーガーを食べるのは
苦心するんですけど。第二にサンドウイッチとは違う食感が「新鮮」
勿論、普通のバンズと違い、ボリューム感は薄いですが見た目同様、食後
感が軽くて女性に人気が出そうです。因みにトーストは特に別注の物で無く
店長お気に入りの普通の食パンだそうですよ。
作る課程を見ていないので、なんですが此処では多分「トースター」は使って
無いと思います。前出の「ルイース・ランチ」では1929年製のトースターを今
でも使っているそうですが、ある老マスターが『普通の家庭で一生分パンを焼
いたトースターが有るとして、本当はそこから先に、まろやかな良い焼き方を
してくれます』と申しますから所謂「トースト」の世界もなかなか、奥深い物が
有るようで。
昼間でも未だストーブに火が点いているのが南国高知とは違う琵琶湖畔。
クラシックにはコレでしょう「ダッツ・ルートビア」(¥250)
ドリンク類はこの他、お子様には「マティネリ100%アップルジュース」
(¥300)なども。ココに
前のお店と違ってスペース的にも余裕が出来た店内、奥の厨房は専ら店長の
仕事場かな、天窓から明るい光が回り込んでいる。
忙しいには違い無いのだが以前と同様、客との話が途切れる事は無い。
追加でコーヒー(¥250)を頂いていると「開店祝い」のお返しと言って出して
頂いたのは
店長、お手製の「濃厚チーズケーキ」
『普通の倍は重さがあって』と言われていましたが、こんな重厚で濃厚な
チーズケーキも宜しいですね、ふわふわにはもう飽きているんです>私
まだまだ話は尽きないのですが、お昼時を迎え店内、混み合って来ました。
次回迄にはロフトへの階段も仕上がっている事でしょう、バーガーの更なる
進化に期待しつつ次の取材に参りましょう。ご馳走さまでした。
--shop data--
店名:AUNTY-MEE BURGER(アンティーミーバーガーHP)
所在:滋賀県大津市見世1-11-21(Google地図)
電話:080-3761-8480
営業:11:30~22:00(日曜11:30~18:00)
定休:火曜・水曜
最寄:南滋賀駅(京阪石山坂本線)
<取材日2009/3/20>
※前回記事(2008/4/10)を見る