先日、実家に行って来た。
山の中にある築50年になる実家で宿敵と戦う為に、準備万端で向かった。
マスクはもちろん、頭にはほっかむり、全身は割烹着とジャージのズボン、
ゴム手袋をはめて眼鏡を装着。
使い古しの割箸と、ペットボトルを上下半分に切って、飲み口を逆さまにして
テープで止めて水を入れた、最新装置の出来栄えも上々
「さぁー、かかってこいや〜!カメムシども!」
一人百姓一揆の如く、割り箸を持った片手を高く挙げ、カメムシのいる奥の部屋へ…
一歩入るだけでマスク越しにでも臭う、独特の香り…
えづきそうになるけど、勝負はこれから…逃げる訳には行かない。
イワシ、煮物、肉の炒め物、酢の物、お新香
小松菜と菊の酢の物
三五八漬けのイワシの焼いたの
ツブとちくわとウズラの煮物
豚サガリとニラの炒め物
ビールとすだち酎で頂きました。
「花子様、どいてくださいませんか?」
「あー?何でや?」
「ベット直したいんです。」
「へー、そりゃ、ご苦労さんやな…」
「ガシガシ…」
「ペロペロ」
「でも、明日にしとき」
まずは、窓際を何とかせねばならない…
ひゃー、いるわ、いるわ、何十匹のレベルじゃない…
古くなって、歪んだサッシの隙間から、これでもかとわいてくる。
それでもなんとか、小一時間戦って駆除した。
次は部屋の中に居る奴らと戦って、気がつけばペットボトルは満杯。
よくもこれだけ居たもんだ。街中じゃ考えられない…
でも、水の中で蠢く奴らを見てちょっと可哀想になってきた。
この子達も何かお役に立てれば嫌われなくて済むのになぁ…
そうだ!これから訪れるであろう食糧難に役立たないかな?
今、昆虫食が流行っているし
「カメムシの佃煮」「カメムシのニンニク炒め」「カメムシの炊き込みご飯」
うーん、どう考えても却下だよね…
想像しただけで口が変になる。
でも、逆に、あの臭い匂いは、きっと何かの役に立つ気がするのは私だけかなぁ?🥺
熊避けとか、蛇避けとかなら臭くても使われるかも…
色々妄想したけど、昆虫を食べなくても生きていける世の中であって欲しいです。
いつかの晩御飯
イワシ、煮物、肉の炒め物、酢の物、お新香
小松菜と菊の酢の物
三五八漬けのイワシの焼いたの
ツブとちくわとウズラの煮物
豚サガリとニラの炒め物
ビールとすだち酎で頂きました。
今日の主
「花子様、どいてくださいませんか?」
「あー?何でや?」
「ベット直したいんです。」
「へー、そりゃ、ご苦労さんやな…」
「ガシガシ…」
「ペロペロ」
「でも、明日にしとき」
こんなんでした。🥺