昨日、今日の国会は、森友学園の国有地売却問題で、多くの時間を使い、財務省のお役人が、苦しい言い訳を繰り返す場面がテレビ中継されていますが、気の毒ですねぇ。
お役人は、嘘をついているのではなく、返答の文章は事前に作成されており、その趣旨に沿った形でしか返答をしてはいけないのです。
どのような返答内容にするかは、財務省のトップが事前にしかるべき方々と打ち合わせをして決めております。
各党からの質問事項は、事前に提出されておりますから、その内容を十分に検討し、返答内容を作成します。
全く予想もしない質問は、出てきません。
この予算委員会で、答弁に立つ財務省のお役人は、必死で答弁しなければなりません、気を許して、ぽろっと本音を口に出してしまったら、役人としてはアウトです。
野党議員やマスコミからヤジられようが、罵倒されようが、ノラリクラリと言い逃れをした役人は、ちゃんとご褒美があります。
国民が「なんであの人が?」と思うような人事異動があった時は、ご褒美が与えられたんだなあと思ってください。
最近もそんな抜擢の人事があったかもしれませんねぇ・・・・・
こんな異例ずくめの国有地売却が、財務省近畿財務局の役人の判断ではできません、出世するお役人は、前例のない判断はいたしません、これが確固たる日本の官僚組織を維持する基本的な教えです。
お忘れのないように!
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