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アウェアネス体操(野口体操 上体のぶら下げ)

2012-09-08 11:08:17 | tango
アウェアネス体操(野口体操 上体のぶら下げ)



「からだの動きの実感を手がかりにして自分とはなにか、人間とはなにか、地球とはなにか、自然とはなにかを探検する営みを体操という」(野口三千三)

たとえ自分のつかんだものが他に通じないとしても、それはそれで仕方ないではないか。自分が納得できるということが、自分のからだのすみずみまでの全部の細胞がこれでいいんだとうなずくということが、自分にとっての「最後の審判」ではないのか」(野口三千三『原初生命体としての人間』)

最も恐れなければならないことは、新しい主義主張を知らないことではなく、自分自身を失うことだ。by野口三千三

 『力を抜けば力が出る』『丁度いいのが丁度いい』(野口語録)

「「ことば」のひとつひとつについて、あくまでも具体的に、どこまでもただ今の自分の実感を大切にして探求してゆく営み――それをも私は「体操」と呼んでいる」(野口三千三『原初生命体としての人間』)

「ことばとは創られたものではなく、創る力である」(野口三千三『原初生命体としての人間』)

無理をしなければ無理ができる(野口語録)』

『筋肉の存在を忘れよ、そのとき筋肉は 最高の働きをするであろう。意識の存在を忘れよ、そのとき意識は最高の働きをするであろう』by野口三千三

意識のなすべきことは、非意識的身体がよく働く環境を準備することby 野口三千三

意識的にやるとうまくいかないということは当然のことで人間はもともと意識で思うように制御(コントロール)できるようには出来ていないのだ」ということでありどのような状態を準備すれば好ましい適切な自動制御能力が発揮されるかというところに問題の鍵がひそんでいるのであるby野口三千三

歩行すなわちウオーキングにおいても、野口氏は足を踏むと言う。
剣の世界では、一般的には、踏み込むと言う。
だが当方は、足を踏むと教わった。
昭和の剣聖が説かれた剣の書には、踏み込むではなく、踏むと記されてい

「※動きが成り立つための絶対必要条件は、エネルギーの総量ではなく、同一の系の中において「差異」が生ずることである。
 ※運動能力が高いということは、その動きに必要な状態の差異を、自分のからだの中に、自由に創り出すことのできることである。自分のからだの中にその動きに最適な通り道を空けることである。」
(「感覚こそ力-モビールとバランプレー-」より)

「さらに、厳密に言うならば、人間のすべての動きは、右と左が同時に動くことは例外であって、ほとんどすべての動きは、右あるいは左の片方が主として働くのである。片方を主として働かすためには、腰の丹田を中心とする「ひねり」が絶対に必要なものとなってくる。」
(第3章 息と「生き」より)

「私の体操はかたちじゃない。中身が問題なんです。気分が問題なんです。イメージが問題なんです。生き方が問題なんです。たとえ、私がやっている動きとまるで同じような形の動きをしたからといって、それで野口体操をやったことにはならないし、また、全く違う形の動きでもいいわけです。」
(「Ⅰ 体操による人間変革」より)


人間が人間であることの基礎感覚は、地球の中心との「繋がり感覚」である。
 ・からだの動きにおいて、力を抜けば抜くほど力が出る。
 ・骨は車台(車体)であり、からだの重さがエンジンであり、筋肉は操縦者である。
 ・事実として筋肉の緊張が必要であるということは、意識的に筋肉を緊張させる必要があるということではない。」
(「Ⅰ 地球上のすべての存在の究極のふるさとは地球の中心である」より)

「感覚とは錯覚のことである。錯覚以外の感覚は事実として存在しない。
 理解とは誤解のことである。誤解以外の理解は事実として存在しない。
 判断とは独断のことである。独断以外の判断は事実として存在しない。
 意見とは偏見のことである。偏見以外の意見は事実として存在しない。」
(「Ⅲ 感覚をひらく」より)


フランソワ・デュボワ
太極拳が教えてくれた人生の宝物
印象的な師匠とのエピソードに、こんな対話があります。

「私の頭はいつでも軽い。頭が思いに囚われないから、
自分のためにエネルギーを温存できる。

君は逆だ。頭はいつも重い。
いろんな思いに囚われるから、
結局エネルギーがすっからかんだ。

いいかい、フランソワ。
大切なのは手放すことだ。
君はそれを学ばなければならない」

『デュボワ思考法』 自分のキャリアに対して、本当に納得していますか? あなたの決断は「社会が作り上げた幻想」を根拠にしたものではないですか?
http://blogs.yahoo.co.jp/happy9hole/6158110.html

カップリングモーション トランズレーション


トランズレーションを日本語に訳すと「軸に対する平行移動。」になります。2DにはX軸、とY軸しかありません.数学の比例、反比例のグラフを思い出してください。

X軸が横線でY軸が縦線です。

トランズレーションと言う概念は身体の各部位(頭、胸郭、骨盤)の動き(メインモーション)には存在しませんでした。2Dの世界でのメインモーションは屈曲、伸展、左右側屈、左右回旋からしか成り立っていません。
たとえば頭の場合、胸郭を土台とし、屈曲、伸展、左右側屈、左右回旋が存在し頭の屈曲、右側屈、右回旋などのコンビネーションの動きや姿勢が何十通りか形成されます。

3DではX、Y軸に加え、Z軸が加わります。Z軸とは奥行きを示します。X、Y軸にも+と-側があるように、(ちなみにX軸では人体の左側が+で右が-、Y軸では上が+、下がマイナスです。)Z軸では人体の前方が+、後方が-にあたります。たとえば、頭全体が胸郭に対し前にある場合、その頭は+Z軸上にあると言えます。頭全体が右に平行移動した姿勢を-X軸上にあると言えます。頚椎が真直ぐ(ミリタリーネック)の人は頭が上方に位置し、+Y軸上にあると言えます。これらの姿勢は患者さんに良く見られる姿勢ですが今までは表記法方が限られていました。今度からこれらの動きや姿勢をトランズレーションと呼びましょう。

この世にある3Dの物体はX、Y、Z軸上の回旋、トランズレーション、変形で表記できます。
頭を前屈するとき、頚椎の一つ一つが屈曲していくのが容易に想像できます。正常な姿勢の人の場合、この屈曲と前方へのトランズレーションが同時に起きます。
(ここで言うトランズレーションとはZ軸上に沿って前方に移動すると言うことです。)
この2つの動きがないと物理学上、頭の前屈はありえません。身体の各部位を動かす事をメインモーションといいます。たとえば、頭の回旋、上体の側屈、腰の側方トランズレーション等々です。

カップリングモーションとは?

頭を前屈するとき、頚椎の一つ一つが屈曲していくのが容易に想像できます。正常な姿勢の人の場合、この屈曲と前方へのトランズレーションが同時に起きます。
(ここで言うトランズレーションとはZ軸上に沿って前方に移動すると言うことです。)
この2つの動きがないと物理学上、頭の前屈はありえません。身体の各部位を動かす事をメインモーションといいます。たとえば、頭の回旋、上体の側屈、腰の側方トランズレーション等々です。

 各メインモーションには2つ以上の動きが常に起こります。この一緒(カップル)に起る動きをカップリングモーションといいます。正常な頭位の人の前屈の動きでは脊椎は2つの動き(屈曲、トランズレーション)だけしか起こりません。しかし、頭の位置が3度右側屈あるときの頭の前屈動作では、屈曲、前トランズ、左トランズ、左回旋、など、正常位置と比べると複雑な動きが必要になります。この複雑な動きは筋肉、靭帯などにも余計な負担を欠けてしまいます。静止時での頭の傾きがある人はすべての動きで、軟組織に対して余計な負担がかかります.それは身体の各部位でも言えます.これをCBPでは構造的なサブラキセイションの一つと定義しています.他のテク二ックでは「神経反射のでない身体の歪みはその人、本来の姿勢だ。」と定義しています.(私も学生時代はそう信じていた.)しかし、頚ついのカイホーシス(頭が前屈の姿勢)の人などは神経反射がなくても、正常により近く戻してあげたほうがその人にとっては後屈、回旋などの可動域が増します。頭を後屈できなかったために薬を一人で飲めなかった人が出きるようになれば、その人の身体,精神的な負担は激減します.

脊椎のカップリング

1つの動きが他の動きと常にとも随行するとき、2つ又は、それ以上の個体の動きはカップルモーションといえます.

外からの負荷によって創り出される動きをメインモーション,それに追随する動きをカップルモーションといいます。Whit and Panjabi 1990年

メインモーションは5つのカップリングモーションまで追随できる。

3Dの頭,胸椎,骨盤の回旋、トランズレーションを普通の静止ポジションで見つけたとき、それは異常だと考えるべきだ.

カップリングのコンセプト
1.カップリングモーションは姿勢のメインモーションが存在するときだけ起こる.

2.カップリングモーションは6次数の自由な動きのすべての中で起こる.

3.セグメントのカップリングは一般的に3次数の回旋もしくはそれ以下、そして、3ミリ又は,
それ以下のトランズレーションです。
このような小さい数値はコンピューターエイド機器意外では測れない.
(触診できない.)

4.カップルモーションは違う矢軸のカーブ形状
(ロード-シス,カイホ-シス、ミニテリーネック)によって違った方向に動く.

5.カップルモーションは矢軸カーブの頂点の上下で変わってくる.
(C4,T6,L4)

6.複雑なメインモーションはメインモーションから分離して考えることによって誘導することはできない.
(瞬時の回旋の軸は椎間板,脊椎の外側で動くかもしれない.)


人体での例

胸椎 上位胸椎では、右側屈時に椎体が右回旋し、凸側に棘突起が移動する。それゆえ右側屈では、Y軸上の右回旋、Z軸上の右回旋および前額面上の右側へアーチを下る運動が起こる。中位胸椎では側屈時の組み合わせ運動は一定しない。いくつかの例では右側屈時に椎体が左回旋し、右すなわち凹側に棘突起が移動する。それゆえ右側屈では、Y軸上の左回旋、Z軸上の右回旋および前額面上の右側へアーチを下る運動が起こる。
下位胸椎では、右側屈時に椎体が左回旋し、右すなわち凹側に棘突起が移動する。

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