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アウェアネス体操(野口体操 ふんわり?べったり)

2012-09-08 11:07:31 | tango
アウェアネス体操(野口体操 ふんわり?べったり)



上体が腰からぶら下がっている時のイメージ。

●身体は骨を中心に筋肉・内臓・皮膚がくっついているのではなく、皮膚の中に体液がたっぷり入っていて、そこに筋肉・内臓・骨がプカプカ浸されている、という感じ。
●ゆっくり息をする。で、息は止めたりしない。同時に、身体の中身をゆるめる気持ちで。
●ゆっくり左右の足の体重を乗せかえたりして生まれた動きは、足からのぼって腰を揺らし、そこから下って腹・胸・肩・首・顔・頭や腕・ひじ・手へと伝わっていく。水面の波紋がゆっくり遠くまで伝わっていくみたく。あるいは重さ、という流れをゆっくり流し込む感じ。それをていねいに味わう。流れの通る「道」をあけてあげる。
●細胞と細胞の間の隙間を広げるような感覚。
●地球のまんなかとつながっているような感覚。
●60兆の細胞の一つ一つに分け入って、細胞一つ一つに揺れを与える。
●繰り返し繰り返し…

ユラユラ ユルユル フワァー


(1) からだがユラユラしっぱなし。
(2) 降りて行くときも、下り切った時も、起き上がってくるときも、動きに滞りが無く滑らか。
(3) 操り人形の動きみたい。
(4) 足の裏が地面に吸い付くみたい。
(5) ぶら下がったときの上半身の動きは、氷嚢や水風船みたい。中身は液状かも。
(6) ユルユルで空っぽ。
(7) 足が脚が肢が、よく動いてる。
(8) なんと言っても、リラックス。全身の力がよく抜けている。
野口体操の坐骨歩き  お尻歩きより難しい???

5つの強健術の方針を立てる。

○ 運動は飽くまでも、自己の嗜好に適したものでなくてはならない。厭々ながら義務的にやる様なものであっては到底その効果を挙げることは出来ない。

○ 強健になるべき目的である以上、運動はどこまでも、積極的のものでなくたはならない。

○ 運動が、技術の末に堕してはならない。運動は、運動それ自身で、効果を収めうるものでなくてはならない。

○ 運動に金銭を要してはならない。運動に機械を要してはならない。健康は身体それ自身を以って、購うべきものである。

○ 最後に、最も、最も―、大切なことは、運動に多大の時間を要してはならないということだ。時間を多く要することは、徒に疲労を招くのみならず、最も恐るべきことは、どうしたって、永続慣行を妨げると、云うことである。

「立っている生卵は、美しいということ、正しいということの基礎原理『当たり前(当然)』と、動きにおける一般理論『信ずること→任せること→ゆとり(余裕)-新しい可能性』を私に教えてくれているのである」(野口三千三)

肥田春充


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