http://kaalchakra-graphics.blogspot.com/2010/09/dancing-girl-hot-dancing-girls-animated.html
より
http://staff.aist.go.jp/toru-nakata/shintairon.html
より
ラバン身体動作表現理論について
ラバン身体動作表現理論 (Laban Movement Analysis, LMA) とは、ルドルフ・フォン・ラバン (Rudolf von Laban, オーストリア, 1879-1958)を中心とするドイツ表現主義舞踊の創作者らが1920~40年代に構築した、心理状態と身体運動の相関関係を規定する理論である。ラバン理論は、ダーウィン (Charles Darwin) が1872年に提唱した動物の身体表現の構造に関する理論を受け継ぎ、それを詳細化したものになっている。論点:舞踊はどのようにして生成するか?
身体表現や舞踊を創作しようとしたとき、「そもそも舞踊とは一体、何なのか?何を追求すべきなのか?」と、根本的な問題が私には気に掛かる。
この問いに対して、下記のような態度があるだろう。
舞踊とは、綺麗な調和のとれた身体動作である。そして、動作の美を表現する。(優れた身体能力の発揮、動きの軌道の美しさ、群舞でのタイミングの一致などが、最重要事項である。実際、「振り付け」を意味するchoreographyとは、もともとは「円を描く」という意味である。綺麗に動くことが踊りである。)
舞踊とは、感情によって引き起こされたように見える身体動作である。そして、感情を表現する。(装飾を取り除いた、直接的な感情表現が最重要事項である。踊り手の感情が作品の中心である。) 「表現主義舞踊」と呼ばれる考え。
舞踊とは、特定の状況に対する踊り手の態度に焦点を当てた身体動作である。そして、感情だけでなく、意図や他者との関係性を表現する。(感情だけでなく状況の表現まで考える。対人関係を重点を置けば演劇的とも言える。また、環境が動作を規定すると考えうることもしばしばあり、ユクスキュル&クリサート『生物から見た世界』で述べられているし、最近では「アフォーダンス」という言葉で語られることが多い。)
舞踊とは、感情状態を操作するための体操。他者への表現より、踊り手自身の楽しさ・ノリ・主観的価値が最重要事項。宗教行事では陶酔を引き起こすために舞踊がよく使われる。
その他。(例えば、ロボットダンスや、仮面を着けた舞踊は、人間に関連する事柄を表現・鑑賞するものなのだろうか?)
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