今日も曇り。
昨夜からの雨は朝方に上がったようです。
ところで、誰でもご存知の「国破れて山河あり」とは「春望」(杜甫)という詩の冒頭です。
この詩の中に「家書抵万金」って一文がある。これまた昔は日本人がよく使った言葉だそうだ。
「遠く離れた家族から届く手紙は、莫大なお金にも匹敵する、とてもうれしく;ありがたいものだ。」
との意味で使った。
今の天皇が結婚して馬車から手を振る様子を沿道を撮影して大阪に送った。50と60HZの違いを克服したのが早川電気(SHARP)のファックス。
大阪の人々はその日のうちに東京の様子を撮影した写真が新聞に掲載されたことを驚いたらしい。
メールもとても大型のマイクロコンピューターで送受信して居た。
何せコンピュータデータは音に変換して受話器で送受信して居た。
音響カプラーってのが昭和60年頃にはあちこちにあった。
今やスマホで文字どころか写真や動画まで送受信できる。
それも個人個人が所有するモバイルコンピュータで。
そうしてこうやってFacebookで世界中に「ウザ菌」をばらまくことも一瞬ので可能なのだ。
ああ、突然思い出した。
あのザウルスが懐かしい。あれは早く開発されすぎた。
まだ、「移動電話」が「小型クーラーボックス」ほどの多くさだった頃で、ISDN回線ができようとして居た時の携帯コンピュータのザウルスである。
あれ????
ってことで
「家書抵万金」って言葉はもう死語になってしまった。
だがね、ウザイ私はあえて官製はがきは買わずにケント紙を百枚買ってハガキ大に切り取り、切手を貼って出してる。
このハガキは息子どもが「ウザイオヤジからの手紙」だと一目瞭然だからだ。
また、書き損じても、5円の手数料で新しいハガキに交換する必要もない。
私の私製葉書を見て「家書抵万金」と息子どもが感じるはずもないのだろうがね。
単なる自己満足である。
「春望(杜甫)」
感時花濺涙 (時に感じては花にも涙を濺ぎ)
恨別鳥驚心 (別れを恨んでは鳥にも心を驚かす)
烽火連三月 (烽火三月に連なり)
家書抵萬金 (家書萬金に抵る)
白頭掻更短 (白頭掻かけば更に短く)
渾欲不勝簪 (渾べて簪に勝えざらんと欲す)
国都長安は戦乱のために破壊されてしまったが、自然の山や河は昔どおりに残っている。この城内は春になっても、草木が深く生い茂っているのみで、人陰すら見えない。自分はこのいたましい時世に感じて、平和な春ならば花を見て楽しいはずなのに、かえって花を見ては涙をはらはらと流してしまう。家族との別れを恨み悲しんで、心を慰むべきはずの鳥にも心を驚かされる。戦火は三ヶ月もの長い間続き、家族からの手紙もなかなか来ないので、万金にも相当するほど貴重に思われる。自分の白髪頭をかくと、心労のために髪の毛も短くなってしまい、役人が頭につける冠をとめるかんざしも挿せないほどになってしまった。
昨夜からの雨は朝方に上がったようです。
ところで、誰でもご存知の「国破れて山河あり」とは「春望」(杜甫)という詩の冒頭です。
この詩の中に「家書抵万金」って一文がある。これまた昔は日本人がよく使った言葉だそうだ。
「遠く離れた家族から届く手紙は、莫大なお金にも匹敵する、とてもうれしく;ありがたいものだ。」
との意味で使った。
今の天皇が結婚して馬車から手を振る様子を沿道を撮影して大阪に送った。50と60HZの違いを克服したのが早川電気(SHARP)のファックス。
大阪の人々はその日のうちに東京の様子を撮影した写真が新聞に掲載されたことを驚いたらしい。
メールもとても大型のマイクロコンピューターで送受信して居た。
何せコンピュータデータは音に変換して受話器で送受信して居た。
音響カプラーってのが昭和60年頃にはあちこちにあった。
今やスマホで文字どころか写真や動画まで送受信できる。
それも個人個人が所有するモバイルコンピュータで。
そうしてこうやってFacebookで世界中に「ウザ菌」をばらまくことも一瞬ので可能なのだ。
ああ、突然思い出した。
あのザウルスが懐かしい。あれは早く開発されすぎた。
まだ、「移動電話」が「小型クーラーボックス」ほどの多くさだった頃で、ISDN回線ができようとして居た時の携帯コンピュータのザウルスである。
あれ????
ってことで
「家書抵万金」って言葉はもう死語になってしまった。
だがね、ウザイ私はあえて官製はがきは買わずにケント紙を百枚買ってハガキ大に切り取り、切手を貼って出してる。
このハガキは息子どもが「ウザイオヤジからの手紙」だと一目瞭然だからだ。
また、書き損じても、5円の手数料で新しいハガキに交換する必要もない。
私の私製葉書を見て「家書抵万金」と息子どもが感じるはずもないのだろうがね。
単なる自己満足である。
「春望(杜甫)」
感時花濺涙 (時に感じては花にも涙を濺ぎ)
恨別鳥驚心 (別れを恨んでは鳥にも心を驚かす)
烽火連三月 (烽火三月に連なり)
家書抵萬金 (家書萬金に抵る)
白頭掻更短 (白頭掻かけば更に短く)
渾欲不勝簪 (渾べて簪に勝えざらんと欲す)
国都長安は戦乱のために破壊されてしまったが、自然の山や河は昔どおりに残っている。この城内は春になっても、草木が深く生い茂っているのみで、人陰すら見えない。自分はこのいたましい時世に感じて、平和な春ならば花を見て楽しいはずなのに、かえって花を見ては涙をはらはらと流してしまう。家族との別れを恨み悲しんで、心を慰むべきはずの鳥にも心を驚かされる。戦火は三ヶ月もの長い間続き、家族からの手紙もなかなか来ないので、万金にも相当するほど貴重に思われる。自分の白髪頭をかくと、心労のために髪の毛も短くなってしまい、役人が頭につける冠をとめるかんざしも挿せないほどになってしまった。
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