京浜東北線ほか、架線事故の連発。どうなっているのか?
from google news
JR架線切断、運転士がミス認める
JR東日本の架線切断事故で、電車の運転士が「原因は自分の運転ミス」と認めていることが分かりました。
電車は、定められた停車位置のおよそ70メートル手前で停止。このため、平行して走っていた2本の架線にパンタグラフが長時間接触することになり、熱で架線が切れたということです。
運転士は正しい位置に停止しなかったことについて、「停止位置を示す表示板は認識していたが、赤信号に気をとられた」と説明しているということです。(22日18:26)
JR架線事故 学校、議会で遅刻相次ぐ
2007年6月23日
JR東北線の大宮-さいたま新都心駅間で二十二日朝に発生した架線が切れるトラブルで、一部の学校が授業を遅らせたほか、裁判官が法廷にたどりつけず裁判期日が変更になるなどの影響が出た。立ち往生した電車に閉じ込められた乗客は蒸し暑さにうんざりし、駅構内で数時間の足止めを食った人からはJRの対応を批判する声が上がった。 (萩原誠、安藤恭子、池田悌一、井上仁)
県内の公立学校では、電車で通う生徒が多い県立高校で、授業を遅らせるなどの影響が出た。大宮高と白岡高で授業開始を一時間遅らせたほか、そのほかの高校でも授業開始に間に合わなかった生徒がいたという。
JR高崎線北上尾駅西口前にある上尾高は、多くの生徒が電車を利用しているため、午前中で授業を打ち切った。
さいたま地裁では、裁判官や当事者の到着が遅れ、この日に予定されていた五件の民事事件の口頭弁論が開かれず、別の日に変更された。また、十件の刑事事件の公判の開始が三十分から一時間遅れたという。
県議会は開会時間を十分遅らせたが、午前十時十分の開会時間になっても、空席が見られた。議会事務局によれば、午前中の質問が終わる午前十一時半ごろには、ほとんどの議員が到着したという。
県はこの日、JR東日本に鉄道の事故防止と安全運行の徹底を求める文書を提出。要請文は「極めて多くの県民に被害を及ぼす結果になった」と遺憾の意を表明。「県民の安全、安定的な運行に関する信頼を失うことのないよう、安全運行に万全を期すよう要請する」としている。
乗客はぐったり、うんざり
「蒸し暑い電車に一時間も閉じこめられた上、線路づたいに北浦和駅から三十分も歩いてもう動けない」
白岡町の会社員宮本淳生さん(44)は、運転再開を待つ人であふれるさいたま新都心駅の改札を、ぐったりした様子で見守った。この日、全路線が止まった南浦和-大宮駅間の各駅では、雨の中、バスやタクシー乗り場に長蛇の列ができた。
JR東日本大宮支社によると、各駅でバスの特別運行などはなく、同支社も近くを走る埼京線などを案内するにとどまった。架線の復旧工事は午前十時半には終了していたが、閉じこめられた乗客を線路に誘導したため、安全確認に時間がかかり再開も遅れた。
大宮駅では午後になっても、ハンカチで額の汗をぬぐったりしながら電車を待つ利用者の姿が見られた。同支社は「駅員も混乱し、手動で冷房の温度を下げる余裕はなかった」と釈明した。
同駅の階段に座り込んでいた会社員女性(35)は「もう五時間も待っている。復旧予定時間が何度も延びてうんざり。運転が再開されたとしても仕事に行く気がしない」と疲れ切った様子。
午後一時三十五分に発車した高崎線に乗った男性(70)は「午前八時から待っていて体は汗でべたべた。JRから誠実な説明がなく腹立たしい」と話した。
JR架線事故 学校、議会で遅刻相次ぐ(6月23日)
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JR架線切断、運転士がミス認める
JR東日本の架線切断事故で、電車の運転士が「原因は自分の運転ミス」と認めていることが分かりました。
電車は、定められた停車位置のおよそ70メートル手前で停止。このため、平行して走っていた2本の架線にパンタグラフが長時間接触することになり、熱で架線が切れたということです。
運転士は正しい位置に停止しなかったことについて、「停止位置を示す表示板は認識していたが、赤信号に気をとられた」と説明しているということです。(22日18:26)
JR架線事故 学校、議会で遅刻相次ぐ
2007年6月23日
JR東北線の大宮-さいたま新都心駅間で二十二日朝に発生した架線が切れるトラブルで、一部の学校が授業を遅らせたほか、裁判官が法廷にたどりつけず裁判期日が変更になるなどの影響が出た。立ち往生した電車に閉じ込められた乗客は蒸し暑さにうんざりし、駅構内で数時間の足止めを食った人からはJRの対応を批判する声が上がった。 (萩原誠、安藤恭子、池田悌一、井上仁)
県内の公立学校では、電車で通う生徒が多い県立高校で、授業を遅らせるなどの影響が出た。大宮高と白岡高で授業開始を一時間遅らせたほか、そのほかの高校でも授業開始に間に合わなかった生徒がいたという。
JR高崎線北上尾駅西口前にある上尾高は、多くの生徒が電車を利用しているため、午前中で授業を打ち切った。
さいたま地裁では、裁判官や当事者の到着が遅れ、この日に予定されていた五件の民事事件の口頭弁論が開かれず、別の日に変更された。また、十件の刑事事件の公判の開始が三十分から一時間遅れたという。
県議会は開会時間を十分遅らせたが、午前十時十分の開会時間になっても、空席が見られた。議会事務局によれば、午前中の質問が終わる午前十一時半ごろには、ほとんどの議員が到着したという。
県はこの日、JR東日本に鉄道の事故防止と安全運行の徹底を求める文書を提出。要請文は「極めて多くの県民に被害を及ぼす結果になった」と遺憾の意を表明。「県民の安全、安定的な運行に関する信頼を失うことのないよう、安全運行に万全を期すよう要請する」としている。
乗客はぐったり、うんざり
「蒸し暑い電車に一時間も閉じこめられた上、線路づたいに北浦和駅から三十分も歩いてもう動けない」
白岡町の会社員宮本淳生さん(44)は、運転再開を待つ人であふれるさいたま新都心駅の改札を、ぐったりした様子で見守った。この日、全路線が止まった南浦和-大宮駅間の各駅では、雨の中、バスやタクシー乗り場に長蛇の列ができた。
JR東日本大宮支社によると、各駅でバスの特別運行などはなく、同支社も近くを走る埼京線などを案内するにとどまった。架線の復旧工事は午前十時半には終了していたが、閉じこめられた乗客を線路に誘導したため、安全確認に時間がかかり再開も遅れた。
大宮駅では午後になっても、ハンカチで額の汗をぬぐったりしながら電車を待つ利用者の姿が見られた。同支社は「駅員も混乱し、手動で冷房の温度を下げる余裕はなかった」と釈明した。
同駅の階段に座り込んでいた会社員女性(35)は「もう五時間も待っている。復旧予定時間が何度も延びてうんざり。運転が再開されたとしても仕事に行く気がしない」と疲れ切った様子。
午後一時三十五分に発車した高崎線に乗った男性(70)は「午前八時から待っていて体は汗でべたべた。JRから誠実な説明がなく腹立たしい」と話した。
JR架線事故 学校、議会で遅刻相次ぐ(6月23日)
最寄り駅での事故でしたから、家族も駅で、あと1時間、あと1時間、あと1時間、と待たされました。
私は、タクシーで移動。
線路に沿った道はどれも渋滞。
線路から少し離れた道を走って、間に合いました。
テレビのニュースの報道の遅さが被害を大きくしたと思います。
インターネットの交通情報は役立ちました。