青木文雄の 徒然なるままに

いつもの毎日面白く。ときどき映画。

夏の匂い、草の匂い

2011年09月03日 | 日記

 

夏の草を、3回程刈り取ってくれる。

風が、草の匂いを運んでくる。

こんな匂いだったのだろうか・・・・・

 

1957年頃の東京下町にも原っぱがあった。

原っぱで遊んでいた僕たちは、

つぎつぎに出来る、ビルの建設に

僕たちの秘密基地から、追い出された。

僕には、あの頃嗅いでいた、草の匂いが消えている。

 

こんな匂いだったのだろうか。夏の匂い。

麦茶と蚊取り線香の匂いはすぐに思い出すのに。

 

宇宙飛行士が地球に帰還し時の一言、「草の匂いがする。」

こんなコメントをしていたな・・・・

地球の匂いは、草の匂いなのだろうか。

あの頃の消えてしまった、草の匂いを

この夏、風がはこんでくれる。