9/26(火)
相変わらず、祖母は脚の痛みに襲われています。モルヒネが点滴で入ったものの、少量から始めてもらっているためか、面会に行った際もほとんどの時間、痛みで会話ができなくなります。ただ気になったことは、昨日、呂律が少し悪くなった気がしました。
私は何が辛いかというと、祖母が意識があるのに痛みに苦しんでいることです。時々、よく分からないことを言いますが、概ね頭はしっかりとしています。いつも読んでいた新聞も読みたいとリクエストがありました。そして、ほぼ毎回「まだ死にたくない。家に連れて帰って」とはっきりと言います。それゆえ、血流がほぼ流れていない右足の痛みで苦しんでいる姿を目の当たりにするのが辛くて辛くて仕方がないです。
9/27(水)
面会に行くとスヤスヤと寝ていました。主治医からも夜は寝られているそうだと聞いていました。私も確認しようと、あえてすぐに声をかけず、5分ほど静かに見守っていました。脚を動かす機械が動いた時だけ少し痛がった様子を見せましたが、その後も寝息を立てていました。
今日は、お昼頃にモルヒネのフラッシュ(頓用で一時的に薬を増やすこと)を2回ほど行ったそうです。そのためなのか、昨日と比べて痛がる様子がほぼなく、私が聞き取れる声を発して話すことができました。
そして、たまたま食事の提供の時間と重なったので、全粥をスプーンで祖母の口に少し運んでみましたが、食べられずに出してしまいました。看護師が配膳や上体を起こして食事の準備をしてくださる過程で祖母が大きな声で「痛い!」と発しました。あまりにも大きな声だったので、びっくりしました。
「おばあちゃん、まだこんなに大きな声を出せるんだ👀」と私が言ったら、看護師も「このくらい大きな声を出せるなら、まだ元気ですよ。」とおっしゃっていました。祖母は病院が嫌いなので反骨精神なのか、その辺りが気丈で私は苦笑しました。
【メモ】薬剤以外のこと
①元々、間質性肺炎で入院したため呼吸器内科にいるが、今一番の問題は右足の動脈に血栓が詰まり、血流が流れていないこと。
②血流を良くするための点滴は血便のため中止。
③脚の切断は年齢や心臓、肺の状況、おそらく麻酔に耐えられる体力がないこと、手術後の痛み、QOLの観点から避けたいというのが母と私の意向。90歳になる祖母に義足をつけて歩けるようになることまでは望んでいない。痛みを和らげてあげてほしい。
④脚に関してが今は最重要項目なので、血管に強い某病院に転院を希望している。主治医と某病院でやりとりしてくれたが、一旦断られている形。某病院は詳しくCTを診てから明日以降、主治医に返事をくれるとのこと。
⑤26日、痛みにあえぎながらも、新聞が読みたいとのリクエストがあり、27日に持参。
⑥祖母の好物のヤクルト、種無しピオーネ、バナナ(ごく少量)は飲食できる。
とりあえず、以上。
写真:コスメ、祖母と私は美容関連が好き。
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