要介護5の祖母の在宅介護記録。

要介護5の祖母を在宅介護している。在宅介護の記録。

がんばりましたね。

2023-11-30 15:46:00 | 日記
11/29(水)
・15時〜
看護師の指導の下、オムツ交換や陰部の洗浄などを習う。この日は母のみ。

・私が用意した差し入れの「いなり寿司」は3つ食べたとのこと。それから看護師さんに預けてあるメイバランスも間食として1本飲んだ。

・アルブミン値2.3
前回よりも栄養状態が良くなっている。

・主治医の話によると、面会時ではないときに以下の会話があったそうだ。

祖母「脚を切ったんやな〜」
主治医「そうですよ」
→祖母が認識したのかな?私は祖母に直接聞くことがない・聞けないので、分からない。人の心のうちをすべて分かることはできないが、祖母を見る限り深刻に捉えてはなさそう。私自身、祖母が深刻に捉えてなければ、もしくは捉えることができていないのなら、それはそれでいいと思っている。

・退院日が決まった。12月上旬の某日。退院後は、一旦、施設でお世話になるが、様子を見ながら祖母は週に1〜2日ほど自宅で過ごす予定。祖母が「自宅に連れて帰って」とずっと言うので、私がどうしても叶えてあげたかった。母も同じだった。


そのため、希望する施設に受け入れてもらうためには、施設と病院(看護師)の話し合いの結果となる。そのため、その話し合いの日にどの看護師が面談を行うか分からなかったので、看護師全員と主治医に伝えたい内容を便箋2枚で渡したことがある。1枚目は読むのに苦痛にならない字数のメモのようなお手紙、2枚目は差し入れで食べられているものや量を写真にして添付したものである。
*仕事の合間に「目を通してもらう時間」をいただいたこと、お手数をおかけしたこと、感謝しています。


正直なところ、一時は祖母の状態では一時帰宅も無理だと思っていた。しかし、今は食べられるようになったので、祖母の最後の願いだと思われる自宅に帰りたいを叶えるために少しばかり奔走した。そして、老健(介護老人保健施設)や有料老人ホームは選ばなかった。つまり、祖母は多機能型の施設でのショートステイと一時帰宅での生活となる。


そして今後は、
✔️オムツ交換と尿の管の管理
✔️褥瘡(じょくそう)にならないように体位交換
✔️その他はショートステイや訪問看護、訪問医療など

が必要になる。つまり、この先、仕事との折り合いも含めて、スケジュール調整を綿密にしていかないとならない。


・ある日、面会に行くと、主治医が私の写真付きのお手紙を持って来てくださった。素直に「伝わったんだ」と嬉しかった。そして、ある日には、主治医から母にたとえ少ない日にちでも自宅で診ることはそれなりに大変なので「大丈夫ですか?」と労る言葉をかけていただいたようだ。さらに祖母には「よくがんばりましたね」と声をかけてくださったそうだ。
→その言葉と光景を思い浮かべるだけで目に涙が浮かんだ。その先生は、本当に血の通った温かい先生なのだ。職を全うするのに性別は関係ないと思って生きているので、あえて書いてこなかったが女性の医師だ。私も何度もお会いし、電話もこまめにかけてくださってお話してきた。


1ヶ月前だったか2ヶ月前だったか、先生が「お孫さんもがんばっているから」と母に伝えてくれたことが母を通して私に伝わってきた。その時、祖母の病状も悪く、かつ多忙で非常にしんどい時だったので、「とりあえず、私は祖母のために何とかやれているんだ」と思えて、その言葉に救われた。

祖母が病気になってしまったことは悲しかったけれど、その先生が主治医になってくれた奇跡、人としての温かさ、素人の私の素朴な質問にも誠実に答えてくださる人柄、すべてにおいて心から感謝している。

同時に、これからはその先生の指示書はあるものの、先生の元を離れて私たち家族、訪問医療、在宅看護などになるので、不安は尽きない。まだまだ気を抜けない、新たな局面を迎える12月となりそうである。そして、祖母は12月が誕生月だ。


写真:2年前の米寿のお祝い🎂お誕生日には一時帰宅できるといいな、と思っている。


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抜糸も無事に終わりました。

2023-11-28 16:42:00 | 日記
11/28日(火)
大腿部の切断箇所の抜糸(2回目)も無事に終わったとの連絡がソーシャルワーカーから来た。いつでも退院可能とのこと。

*退院後、まずは施設のお世話になる予定。

*メイバランスを祖母が飲み過ぎるため、持参しているメイバランスは看護師から間食として配給制になったとのこと。

*11/27(月)いなり寿司、3つ完食。
作れる時は作り、無理な時はコンビニやスーパーのものを買っている。☟はセブンイレブンのいなり寿司。



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6日ぶりにお見舞いに行けました!

2023-11-24 20:31:00 | 日記
11月24日(金)
6日ぶりに面会に行けました。というのも、私が咳が少々出ていたり、疲れから倦怠感があったりしたので、念のために自粛して咳が出なくなってから3日間はあけて行きました。


ただ私の場合、この時期は秋の花粉症に悩まされているので、咳は風邪ではなくアレルギー性の反応のことが多いです。それでも呼吸器内科だけでもたくさんの患者さんが入院しており、面会に行く方も一か八かでは行ってはならないと思っています。


◆祖母が面会時に飲食したもの◆
・ヤクルト1本
・メイバランス1本
・お赤飯を小さく握ったものを2つ


祖母の容態は安定しているようで、概ね元気でした。1ヶ月前を思うと、すごく回復したことを感じます。今月末には抜糸の予定なので、その後の様子で退院も少し見えてきた気がします。



私のこだわりで、祖母に差し入れ時は必ずメッセージや名前を付けています。

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【時系列】祖母の状態が概ね安定している。

2023-11-19 14:20:00 | 日記
11/16(木)
ベッドで上体を起こしたまま眠りながら登場
⇨目を開けてもすぐに眠ってしまう
⇨呼びかけて起こした

・差し入れのカボチャ、いなり寿司2個を食べた

夜の配色で食べたのは、
・配色の柔らかいお米に梅干し
⇨お米には塩化ナトリウムをかけている
⇨いなり寿司やカボチャを食べたので、夜ごはんには手をつけないと思ったが、お米は完食。
⇨お腹が空いているから食べているというわけではなく、おそらく食べないと帰れないと思っているから意地でも食べたのだと思う。
・メイバランス

【メモ】
夜ごはんの時間帯、看護師さんたちは忙しそう。薬を呑ませたり、すぐに呼ばれたり。この時間に祖母にごはんを食べさせていると、有り難がられる(気がする)。薬も呑み、呑んだ外袋は捨てずに配色のお盆に置いておく。

11/17(金)
・赤飯と蒸した芋をつぶしたもの、メイバランス
・主治医に偶然会えた
⇨今は1日に2000kcalほど摂取できている
⇨メイバランスを夜中に6本ほど飲んでいることを知った
・母と私の希望していた施設に入れることになった。11月末の抜糸後、様子を見て退院!?
・祖母が結構汗をかいていた。

11/18(土)
・いなり寿司、ヤクルトを飲んだ
・看護師から電話があり、メイバランスを夜中にお腹が空いたと言って、6本くらい飲んでしまうらしく、足りなくなりそうなので持って行った
⇨飲めば退院できると思っているため、刷り込みのような感じ。この辺りがやはりボケていると思う。
⇨でも、もはや細かなことは気にせず、飲みたければ飲めばいい。


【メモ】
今週は、切断箇所が開いてしまい、その処置が大きな出来事だった。その他は、病院で色々と管理してもらっているおかげもあり、祖母の体調は安定している模様。私も持続可能な看病や介護のため、心苦しいけれど面会に行かない日を作ったり、体を休める時間に充てたり、そろそろしようかなと思う。




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無事に縫合を終えました。

2023-11-15 13:59:00 | 日記
11月14日(火)
14時〜祖母は手術室へ。

17時〜執刀医と面談。

【結論】
①傷口は2〜3cm開いていたが深くはなかった。しかし、浅いところで壊死していた。
②血流がなく栄養が行き届かないので、今後も傷口が開く可能性はある。
③今後、もし傷口が開いたら体への負担を考えて洗浄と軟膏で対応する。
④今回は腰椎麻酔で行った。腕の静脈で血管を取れたので、CVポートを入れずに済んだ。
⑤痛み止めはカロナール。
⑥抜糸は2週間後が目安。つまり、11月いっぱいは入院が必要。

とりあえず、無事に傷口の手当ては終わったようで安心した。しかし、壊死している部分があるため、傷口が再び開く可能性もあるとのこと。これ以上、祖母の体に負担がかからないようにと願うばかり。執刀医は、説明も丁寧にしてくれ、質問にも嫌な顔ひとつすることなく答えてくれる。こういう医師に診てもらえることは、不幸中の幸いで心より感謝。


【医師の面談のあと、祖母との面会】
①祖母は今日、手術室で治療をしたことを認識していないようだ。そういう時、何をしたか、あえて伝えないようにしている。前日より元気がなく疲れている様子。痛いことをしたのだから、「そうなるよね」と心で思った。

②看護師に確認を取ったあと、メイバランス1本、時間をあけてヤクルト1000を1本飲ませた。ストローで飲ませているのだが、ゴクゴクとよく飲む。ちなみに、腰椎麻酔のため夕食から提供されるとのことで、17時半頃の飲み物は問題ないとのことだった。

③祖母が言うには「今日は疲れたけれど、あみちゃん(私)の顔を見たら、疲れが吹っ飛んだ」とのこと。ありがとう、おばあちゃん。私が家族の誰よりもひとつだけ得意なことは、祖母を笑わせることだと思う。その理由は、私がアホなことをするからなのだけれど。

④祖母に「何が食べたい?」と聞いてみると、カボチャの煮物、里芋、いなり寿司だという。でも、おいなりさん、いなり寿司という言葉が祖母から出てこなかったので、書いて「これ?」と指さしたらいなり寿司のことだった。ちなみに、前日、助六寿司を食べたことは忘れていた。明日は「カボチャの煮物を持ってくるね」と約束した。

⑤祖母が疲れているのが見て取れるので、早めに病室に戻ってゆっくりする方がいいと思い「また明日ね」と書いたあと、看護師に託して病院を去った。


写真:2022年11月 鎌倉プリンスホテルにて

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