日々の寝言~Daily Nonsense~

AndsnesのSchubert

Leif Ove Andsnes が弾く、
Schubert の後期ピアノソナタのCDを買った。

面白いことに、AndsnesのSchubertの
ピアノソナタのCDには、
Bostridge との歌曲がついていて
これはこれで楽しいのだが、
今回買ったのはソナタだけを集めたもの。

D958, D959, D960の三部作に
D850を加えた4作品。

Andsnesのピアノは、
メカニック的には完璧で、
感情を排してドライに、
音だけで勝負するタイプ(だと思う)。

Schubertとは一見相性が悪そうだが、
そんなことはなかった。

むしろ、繰り返しの多い冗長な曲を
淡々と、しかし、しっかり音の表情はつけて
弾いているのが、なんとも心地よい。

4曲の中では、D959が好き。
特に、第2楽章の Andantino は
とても良かった。
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