日々の寝言~Daily Nonsense~

Tchaikovsky 2015 Lucas Debargue 2nd Round Cto Mozart, Piano Concerto 24 in C minor, K 491

Tchaikovsky 2015 Lucas Debargue 2nd Round Cto Mozart, Piano Concerto 24 in C minor, K 491


驚くべき、魂のこもった演奏。

決して技巧的なピアニストではないが、
ゆったりとしたテンポで、音楽に深く没入して、
すべての音にたくさんの気持ちが込められる。
オーケストラとの音の受け渡しもとても丁寧だ。

そのピアニストの集中力に、
オーケストラ全体が反応して
演奏が熱を帯びてゆく。

聴きなれているはずのモーツアルトの曲が
違う曲のように響く。

聴衆の反応もかなり熱くて、
ライブで聴きたいタイプの演奏家だ。

容貌からなんとなくだが、
もしかして、若い頃のルドルフ・ゼルキンは
こんな感じだったのではないか?
などと思った。

前にログした
同じ曲の Olafsson の演奏。
こちらはもっとモーツアルトらしい軽快さがあるが、
どちらもとても素晴らしい。
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