日々の寝言~Daily Nonsense~

チェリビダッケ没後10周年

11月2日に、秋葉原UDXにある、アキバ3Dシアターで、
セルジュ・チェリビダッケ没10周年企画
「チェリビダッケの庭」記念上映会
というのが開催されるらしい。
チケットは Yahoo チケットなどで売っている。

「チェリビダッケの庭」は、指揮者の息子さんが
作ったドキュメンタリー映画。
ずっと見たいと思っていたのだが、まだ見ていない。
DVDは限定だったようで、もう売っていないようだ。
2500円は高いが、この機会に見ておこうか、と思う。

もう10年たったのか・・・とも思うし、
まだ10年だったのか・・・とも思う。
実のところ、生演奏を聴く機会はとても少なかったし、
死後、たくさんのCDが出たので、
亡くなっているという実感がまだまだ薄いのだ。

久しぶりに、チャイコフスキーの5番のCDを
取り出して聴いてみた。

チェリビダッケの晩年の演奏に共通しているが、
感情に流されず、それぞれの音を
しっかりと響かせることだけ考えているような演奏だ。
その結果として、とても雄大な音の風景ができあがる。
それが、心の奥深くを大きく揺り動かす。

全機すれば調和する。
みんながそれをめざしているはずなのに、
音楽の中でさえ、それはごく稀にしか実現しない。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「音楽」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事