日々の寝言~Daily Nonsense~

拙劣・・・

APECでの野田首相発言に関する
日米政府見解の擦れ違い

自民党政権末期から続いていることだが、
政治家の質の劣化が著しい。

その最たるものが鳩山、菅両首相だったが、
APEC での今回のしようもない行き違いを見ると、
野田首相、あなたもか・・・という感じだ。

相手におもねるあまり、ついつい
不用意に誤解され得る発言をしてしまうのは、
気持ちはわかるにしても、
交渉にあたる政治家としては
最も慎むべき基本だと思うのだが・・・

予算委員会のやりとりを見ていても、
激しく攻める自民党の茂木さんや山本さん(質問がちょっとしつこすぎるが)
に対して、民主党閣僚はしどろもどろの答弁か、同じ答えの繰り返しばかり。

自民党も、当初は、いずれまた与野党逆転したときのために
内情を知るものとしての突っ込みを控えていたような感じだったが、
もはやなりふりかまわず、具体的細部に突っ込みを入れてきているから、
これを防御するのはすごく大変だ。

これほど質が劣化してしまうのは、
選挙がきちんと機能していない、ということでもある。
鳩山さんや菅さんが再選されてしまうというのではなぁ・・・

早急に、イタリアのように政治家ではないメンバーで
救国内閣を組まないと、もはや駄目だろう。

コメント一覧

noga
philosophy
「世の中は、、、」の話だけをする人は、現実肯定主義の人である。守旧派の人である。
「あるべき姿」を深く考え述べる人は、その現実対応策をも合わせて説明する必要がある。そうでなければ、その考えの内容は、現実の中の真っ赤なウソとなる。だから、このような人は改革派とは言えない。破壊派かな。

目の前のことを疎かにして歩いていては、交通事故に遭う。だから、目先・手先の注意が必要である。だが、案内人 (政治指導者) に行き先の説明を受けることもなく、ただ懸命にその時その時を歩いているだけでは先行きが不安でたまらない。だから、政治指導者には哲学 (不動の非現実) が必要である。

我が国は、初等・中等教育に力を入れる。高等教育がないのだから仕方がない。
だから、その教育の成果も、子供にでも通じるロボット・コンテストとか、アニメ制作程度止まりである。
人間の知恵をはぐくむ教育は、英米流の高等教育である。それは、英語のさらなる学習である。言語機能の発達により大人の教育が可能になるのである。
これは、「英語は話せてもバカはバカ」という状態を脱するための手段となっている。
だから、この教育効果は単なる英語学校では得られない。つまり、大学 (college) が必要になる。
また、英語を話さない人は、いつまでたっても、知的社会の蚊帳の外にいることになる。
ちょうど、経済大国の我が国の首相が国際会議の中心人物にならないのと同じ状態である。
その結果、我が国は、「世界にあって、世界に属さず」となる。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812

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